写真:(C)Hiro Matsui
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カンボジア初のプライベートアイランドリゾート、Song Saa Private Islandは、カンボジアの南西、シアヌークビルからボートで約35分のところにあるコーロン群島の中、オウエン島とボン島というふたつの小さな島にあります。このリゾートがなければ誰も寄りつかなかったであろう秘境の島です。
専用のジェティからボートを降りると、そこにはプライベートプール付き27室の贅沢なヴィラが用意されています。スタンダードのジャングルヴィラでも115㎡あります。一番大きなロイヤルヴィラは300㎡超です。
メリタが担当したリゾートのデザインは、伝統的なカンボジアンスタイルと洗練されたモダンな雰囲気がしっくり合った居心地のいいプライベート空間となっています。流木を使ったオブジェ、リサイクルのドラム缶を使ったランプシェードなど、リゾート全体に環境を意識した統一感があります。
リゾートで使われる品物は90%が地元の素材を利用して現地で作られています。毎晩違う場所でのディナーへの招待状が部屋に置かれ、メニューも日々変化します。ある晩は、ドリフトウッドバーでのタイ料理、翌番はビーチにセットされたテーブルでクメール料理といった具合に。
写真:(C)Hiro Matsui
ヴィラではプライベートスクリーンムービー。テラスの窓にプライベートスクリーンがセットされ、DVDを観る手はずが整っています。ipadとスピーカーも完備。DVDリストから選んで借りることもできますし、お手持ちのソフトがあればそれをプロジェクターで見ることもできます。セットアップと共にポップコーンもご用意。バスルームはココナッツミルクやラベンダーの香りで満たされ、至福の時間を満喫できます。
写真:(C)Hiro Matsui
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レストランも充実しています。水上バンガロー造りのビスタバー&レストランでは一流シェフのクメール料理が、釜焼きローマ風ピザのレストラン、ドリフトウッドバーでは出来たてのピザが提供されます。
シェフズガーデンで、カンボジア人シェフによるクメール伝統料理のクッキングクラスも催され、見学とテイスティングの愉しい1時間を過ごせます。オールインクルーシヴですから、飲食は思いのまま。無論、オーシャンアクティヴィティも充実しています。
リゾートがゴージャスであるのはハンター夫妻にとっては当たり前のこと。そこに地域との良い関係がなくてはSong Saaのプロジェクトは成功しないと夫妻は強調します。
「3つの“P”が大切です。People, PlanetそしてProfit。このリゾートにやってくるゲストたちは美しくて贅沢なリゾートにまずは感動するけれど、滞在しているうちに地域との関わりや環境保護がいかに大切かも理解してくれるようになります」(ロリー)。
ゲストにはリゾートの隣にある島で地元の生活を見られるエクスカージョンも用意されています。
もともと住んでいる村の人々の自給自足で満足している生活に敬意を払いつつ、環境保護、リサイクル、教育といった生活の基本的な部分から支え、啓蒙しているのです。
リゾートでは170人の地元の人たちが和気藹藹と働いています。さらに現在では月に一度の「Boat of Hope」で近隣の村々に医療と教育の機会を提供、年に一度はひと月をかけて40人のアメリカ人医師団による医療クリニックをオープンしています。
Song Saa Foundationは海洋保護区を400㎢に拡張中で、この財団にはモナコ公国のアルベール王子も協力を約束しています。
写真:(C)Hiro Matsui
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昨年、リゾートにはアマン・リゾートから新たなGMが迎えられ、ハンター夫妻は香港にビジネスの本拠地を移しました。
「大企業とは闘う気はないけど、まだまだ東南アジアには、僕らみたいにその地域の人たちとのコミュニケーションを大切にして、小回りの効くリゾート開発ができる会社にはチャンスがあると思っています」(ロリー)
カンボジアに移って10年、リゾートがオープンして3年。あるメディアはハンター夫妻をこう呼びました――”Accidental Hoteliers”。
決してぶれない”Philanthropy”(慈善・博愛)を旨に、若きハンター夫妻は次なる秘密のリゾート候補地を、焦らずじっくりと探しています。
Song Saa Private Island
Koh Rong Archipelago,
Cambodia
Tel. +855 23-886-750
http://songsaa.com/