ひらまつは、東京と大阪の計四つのレストランで「鳥取和牛ウィークリーフェア」を２月1日～14日まで開催する。 
　フェアに先駆け2025年1月21日には、同社が運営する「サンス・エ・サヴール」にて、フェアに先駆け「【和牛のふるさと山陰】旅する鳥取テロワール」と題したメディア発表会及び試食会が開催された。冒頭、同店料理長 鈴木孝徳氏がメニュー考案エピソード、鳥取県知事 平井伸治氏が鳥取和牛の魅力を紹介した。
　鳥取和牛の起源は、1920年に全国で初めて和牛の登録事業を実施したことによる。また、66年に開催された「第1回全国和牛能力共進会」で、県畜産試験場所有の種雄牛「気高」号が日本一に評価。この「気高」号の子孫は全国へ広がり、多くのブランド牛のルーツになっているという。さらに2017年「第11回全国和牛能力共進会」において肉質日本一に評価された鳥取県有種雄牛「白鵬85の3」号も「気高」号の血を受け継いだ子孫であるほか、併せて“和牛のふるさと山陰”についても言及した。
　鳥取和牛の血統は、不飽和脂肪酸の一つであるオレイン酸が多いという特徴があり、コースメニューを考案するに際し料理長の鈴木孝徳氏は、「メインディッシュは、鳥取和牛からオレイン酸を55％以上含む「鳥取和牛オレイン55」というブランド牛を選定した。当店（サンス・エ・サヴール）は、南フランスのモンペリエのプルセル兄弟の調理法を取り入れており、フルーツと地の食材による新たな食体験を追求している。今回の和牛づくしのメニューにもその要素を盛り込んでいる」と述べた。

 
【Menu】
鳥取和牛のクロケット
鳥取和牛のクリスティアン
鳥取県産モサエビと焼パプリカのタルトレット
 
鳥取和牛ランプと鳥取県産松葉がにのタルタル
根セロリとリンゴのエスプーマ
 
鳥取和牛イチボのカルパッチョ
鳥取県産あんぽ柿のクーリとキャラメルバルサミコ レフォールの香り
 
鳥取和牛のコンソメ　
真鯛の蒸焼きと鳥取県産原木しいたけ“とっとり115”と白ネギ“伯州美人”のフリカッセ
 
鳥取和牛オレイン55フィレ肉のロティ
鳥取県産大山ブロッコリーのコンポテソース・ポワブラード
 
鳥取県産いちご“とっておき”と大山乳業クリームチーズのクレームダンジュ
発酵いちごのソルベ ロザス仕立て
 
＜Vins＞
Grand Brut “Hiramatsu” NV　Perrier Jouët
純米吟醸 いなたひめ　稲田本店
メルロ2019 樽醗酵・樽熟成 2019　兎ッ兎ワイナリー
Hermitage Blanc Blanche 2020　 Jean Louis Chave Sélection
スペシャルセレクション赤 NV　北条ワイン醸造所

「鳥取和牛ウィークリーフェア」　実施期間：2025年２月１～14日
【実施店舗】※数量限定につき無くなり次第終了
サンス・エ・サヴール
東京都千代田区丸の内2-4-1 丸の内ビルディング35F
　https://www.hiramatsurestaurant.jp/sensetsaveurs/
使用部位：フィレ肉（鳥取和牛オレイン55）
フィレ肉のロティ 鳥取県産大山ブロッコリーのコンポテ ソース・ポワブラード
 
フィリップ・ミル 東京
東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガーデンテラス4F
　https://www.hiramatsurestaurant.jp/philippe-mille/
使用部位：フィレ肉
鳥取和牛メークインとアーティチョーク トリュフソース
 
オーベルジュ・ド・リル トーキョー
東京都港区西麻布1-6-4
　https://www.hiramatsurestaurant.jp/aubergedelill-tokyo/
使用部位：イチボ
鳥取和牛イチボのロティ 牛テールとジャガイモ コンテのドフィノワ 縮緬キャベツのエチュベ シェリー風味のソース・コニャック
 
ラ・フェット ひらまつ
大阪府大阪市北区中之島2-3-18 中之島フェスティバルタワー37F
　https://www.hiramatsurestaurant.jp/hiramatsu-lafete/
使用部位：ロース肉
鳥取和牛ロース肉のロースト 赤ワインソース 季節野菜とトリュフ風味の海老芋のピューレ