昨年12月1日に改装した「オールデイダイニング リモネ」、ビュッフェ台を3コーナーに分けてゾーニング
リーガロイヤルホテル(大阪)は創業90周年にあたる1月16日、29階「レストラン シャンボール」にて今春からのグランドオープンに関わる記者会見を行った。
同ホテルはIHGホテルズ&リゾーツのコクレクションブランドの一つでありラグジュアリー&ライフスタイルのカテゴリーとなる「ヴィニェット コレクション」を冠し、2025年4月1日より「リーガロイヤルホテル大阪 ヴィニェット コレクション」としてオープンする。
グランドオープンにあたり競争力を高めるべく1年以上の期間をかけて全館の改修を続けており、先には「レストラン シャンボール」、クラブラウンジ「ロイヤルラウンジ」、そして昨年末時に2011年のオープン以降初の全面改装となった「オールデイダイニング リモネ」の改装を完了した。
今後、全1001室の客室改装の完了、デザイナーのコシノ ジュンコ氏による宿泊部のユニフォームの刷新なども行なわれる。
会見ではほか、同日からの変更となった「オールデイダイニング リモネ」でのメニュー内容や提供スタイルの一新について紹介。
全時間帯での「ヴィーガンメニュー」の提供開始や、ディナータイムのビュッフェはシェフこだわりのメイン料理を選択できる「セミビュッフェ」のスタイルに。また、ランチ&ティータイムでは料理とスイーツの両方を楽しめる「ランチ&スイーツビュッフェ」、ダイニングスペースとは雰囲気の異なる円形空間「ラ・ロンド」にてスイーツを存分に楽しめる「スイーツビュッフェ」を開催する。
総支配人の中川 智子氏は「大阪・関西万博に向けてさらなる観光客の増加が見込まれ、地域経済に大きな影響を与えると考えています。そして、海外からのゲストをお迎えしご満足いただくため、改装、ヴィーガンコースの提供開始、日本の伝統を楽しむことができる宿泊者限定アクティビティの開講、ホテルスタッフの教育の強化など様々な取り組みを始めました」と述べる。
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文・オータパブリケイションズ 臼井 usui@ohtapub.co.jp