前列中央は曽我部総料理長。後列左より杉澤シェフブーランジェ、安里(やすざと)シェフパティシエ、 オールデイダイニング「ORIGAMI」安保シェフ、中国料理「星ヶ岡」山橋シェフ、日本料理「水簾」古屋板長、 メインキッチン 安里(あさと)シェフ
ザ・キャピトルホテル 東急は、ホテル開業14周年を記念し、一夜限りのディナーイベント「星に願いを ~7人のシェフの饗宴~」を2024年10月18日開催した。
総料理長 曽我部 俊典 監修のもと、ホテルを代表する7人のシェフが技とアイデアを集結させた20品超のフルコースを構成。シェフそれぞれの料理を盛り合わせたアミューズから始まる、味覚と視覚で楽しめる和洋中のスペシャルディナーとなった。回を重ねるごとにアップデートされていく各シェフの感性が表現された逸品をさらに彩るのは、ソムリエによる各メニューとの絶妙なペアリング。食の継承と革新を続ける“オールキャピトル”が挑む、華やかできらびやかな一夜限りのシェフの饗宴となった。同ホテルのコンセプト「不易流行」を体現する場でもあり、後進への食の継承を踏まえた一大イベントとして行なわれた。
7人のシェフたちのコメント
ザ・キャピトルホテル 東急 総料理長 兼 副総支配人 曽我部 俊典氏
【イベントへの意気込み】"人生をかける"毎回同じことをやっていても意味がない。キャピトルオールスターで、同じ想いで、同じ目的をもって一つのものを作り上げていくこと。そして自分の色にこだわらない、自分の色を出しすぎないようにあえて調整役にまわりました。
<食のイベントに対する思い>"前に進むため"思いや技術を育て、後世につないでいくために、シェフたちの経験値を上げる=自分たちのレストランでの技の引き出しを増やすことにもつながると考えています。
メインキッチン シェフ 安里 優治氏
「サプライズ」「チャレンジ」をキーワードに料理を構築。今までやったことのない遊びも取り入れ、前回よりさらに感動を与えられる料理に挑みました。和洋中のコラボレーションは、当ホテルの醍醐味であり、ホテルのブランディング向上につながるはずです。キッチンスタッフ、サービススタッフ双方にとって、レベルを引き上げる大切なイベントだと思っています。
日本料理 「水簾」 板長 古屋 敬氏
"自分たちがやっていて楽しいイベント"であることを念頭に、先代から受け継いだ歴史を紡いで、新たな歴史を築き上げる思いで挑んできました。自身だけでなくホテルも成長する食のイベントは一致団結する貴重な機会。後進に思いを伝えるステージとして心掛けました。
中国料理 「星ヶ岡」 シェフ 山橋 孝之氏
シェフが一丸となって自分たちの力でイベントを成功させなければという強い思いのもと、ジャンルを超えたコラボレーションが誕生しました。"守りに入らない"ため似たようなことを繰り返すだけでなく、進化する、常に探求するスピリッツ「不易流行」を表現しています。
オールデイダイニング「ORIGAMI」 シェフ 安保 光治氏
お客さまに感動を与えられる料理で、ORIGAMIのファンにもなっていただけるよう、強い思いを持って臨みました。若手スタッフにとっては、レストランに属しながら、宴会料理を経験できるので、食のイベントは非常に有益な機会になると思います。
シェフパティシエ 安里 哲也氏
キーワードは「チャレンジ」。やったことのないものに挑戦し、自分自身の成長のためにも120%を目指しました。何度も何度も試作を重ね、徐々に進化している過程を、部下に見せることで、現状に満足せずに、常に進化させなければならないことを知ってもらうことも重要だと思っています。
シェフブーランジェ 杉澤 良一氏
新しいものを取り入れ、よりおいしい、さらにおいしいものを追及するイベントであり、過去の自分をいかに超えられるかに挑む場。日々のチャレンジ、ほかのシェフの技や知識を、ホテル全体の財産として後世に残す思いで挑みました。
開業14周年記念イベント「星に願いを ~7人のシェフの饗宴~」
日時: 2024年10月18日(金)
会場: 1階 宴会場 「鳳凰」
料金: 1人 35,000円 (和洋中フルコース、お飲みもの、サービス料、消費税を含む) 定員: 100名(予約制)