本誌の前身『週刊ホテルレストラン』では恒例の独自調査にて「総売上高ホテルランキング」のアンケートを実施しており、2024 年1 月に創刊した『月刊ホテレス』においても、企画内容をそのまま移行することになった。本誌では独自調査として、「ホテルの総売上高」「客室売上高」「料飲売上高」「宴会売上高」「その他売上高」「客室・定員稼働率」のアンケートを実施。小社運営のホテルデータベースサイト「HITS(HOTEL INFORMATION TOTAL SYSTEM)」に掲載されているホテルのうち、過去20 年間で回答のあったホテル約500 軒にアンケート用紙を郵送。
また、前回22 年度の回答があった約300 軒にDM 送信。ただし、ブライダル施設のある約100 軒にアンケート用紙を郵送、またはオンラインサーベイを実施した。回遊したアンケート結果を基本とし、随時電話サーベイを実施。
2023年5月に、政府は新型コロナウイルスを感染症法上の5 類に移行、これにより行動制限などは行なわれなくなった。同時に、海外個人ビザの緩和をしたことで、訪日客が急増。その結果が営業数字にあらわれた形となった。今回は編集上の都合で、100 位までを掲載。
前号では、 ◯ホテルのブライダル売上高ランキング
本号では、
◯1日1室当たりの実質客室単価[ADR] ベスト100 ホテル
◯1日1室当たりの客室売上高[RevPAR] ベスト100 ホテル
次々号では、
◯ホテルの総売上高ランキング
などを掲載する。
部門別売上高や稼働率などの主要営業数値を網羅し、収入面の指標にスポットを当てることで、日本のホテル業界の経営動向を展望する内容となっている。なお、本特集に掲載されているあらゆる内容の無許可転載・転用を禁止します。転載等をご希望の場合は、必ず事前に編集部(電話 03-3538-1001)までご連絡ください。
また、ベスト100ホテルのエクセルデータ(有料)についてご希望の方は、henshu@ohtapub.co.jp までメールでお問い合わせください。
編集部
ランキング表の見方
① 調査方法:ホテル情報総合検索システムHITS に掲載されたホテル約1000 軒にアンケート用紙を郵送し、オンラインサー
ベイも実施した。回収したアンケート結果を基本とし、随時電話サーベイを実施。
② 調査実施時期:5 月下旬~ 7 月上旬
③ 回答数:273 ホテル(有効回答233)
④ 調査対象:企業単位ではなく、事業所(ホテル)単位。
⑤ 調査対象年度:2023 年度決算
⑥ 売上高の種類:原則として以下の定義に沿って回答を要請。
▷ 総売上高=事業者としてのホテル全体の売上高。
▷ 客室売上高=客室のみの売上高を記載。サービス料、ルームサービス代、ミニバー料金、電話代、有料テレビ代、パッ
ク料金内の食事代(朝・昼・夕食)などは含まない。
▷ 料飲売上高=ホテル内のレストラン・バーなど料飲施設での料理・飲料売上高を記載。ルームサービス代、パック料
金内の食事代、ミニバー料金などは含むが、サービス料、宴会場(婚礼を含む)での料理・飲料売上高は含まない。
▷ 宴会売上高=宴会場(婚礼を含む)での料理・飲料売上高を記載。サービス料、客室料、引出物代、装花代など、料理・
飲料以外の諸収入は含まない。宴会売上高を料飲売上高に合算しているホテルは表内では★を記載。
▷ その他売上高=サービス料(客室・料飲・宴会)、電話代、有料テレビ代、クリーニング代(以上、客室)、室料、料理・
飲料以外の諸収入(以上、宴会)、テナント賃貸料などが相当。
⑦ 主要指標の算出方法:原則として以下の定義に沿って算出。
▷ 客室稼働率=年間販売客室数÷期中の総販売可能客室数× 100
▷ 定員稼働率=年間宿泊客数÷年間宿泊定員数× 100
▷ 1 日1 室当たりの実質客室単価[ADR] =年間客室売上高÷(期中の総販売可能客室数×客室稼働率)
▷ 1 日1 室当たりの客室売上高[RevPAR] =年間客室売上高÷期中の総販売可能客室数
◯表記単位:原則四捨五入 ※「―」は設定なし。NA は回答なし
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本記事は月刊ホテレス2024年10月号 特集の一部紹介記事です。
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月刊ホテレス2024年10月号 特集 本誌独自調査 客室売上効率から見た 日本のベスト100ホテル
特集 本誌独自調査 客室売上効率から見た 日本のベスト100ホテル
【月刊HOTERES 2024年10月号】
2024年10月15日(火)