人材育成で磨く" おもいやり" のクオリティ 大阪・関西万博で世界の賓客に選ばれるホテルへ
世界126 の国と地域に7,600 軒以上ホテルを展開するヒルトン。23 あるブランドの1 つ『ダブルツリーby ヒルトン』の国内7 軒目となるダブルツリーby ヒルトン大阪城が2024 年5 月1 日、大阪・天満橋にオープンした。『ダブルツリーby ヒルトン』ブランドは、親しみやすく、快適なフルサービスホテルであり、世界では680 軒以上を展開。日本でも急拡大をしており、2024 年度下半期には東京・有明での開業が決定している。ここでは、ダブルツリーby ヒルトン大阪城の総支配人を務める前川 博之氏に、ブランドの魅力や人材育成への情熱、将来のビジョンを聞く。
※ホテル軒数は2024 年7 月時点
ダブルツリーby ヒルトン大阪城
総支配人
前川 博之氏
インターナショナルホテルの料理飲料部門で経験を積み、2004 年にヒルトン名古屋の料理飲料部・レストランマネージャーとしてヒルトンでのキャリアをスタート。ヒルトン大阪の料理飲料部部長を経て、ヒルトン東京ベイとヒルトン名古屋にて副総⽀配⼈・運営担当を歴任。その後、リージョナル・オペレーション・エフェクティブネス・マネージャーとして、東京・新宿区にあるヒルトン 日本・韓国・ミクロネシア地区オフィスに赴任。ホテルの運営を統括してきた知識とノウハウ、リーダーシップを培い、2019 年にヒルトン沖縄瀬底リゾートの総⽀配⼈に着任。2021 年にはヒルトングランドバケーションズが所有するザ・ビーチリゾート瀬底・ヒルトンクラブが開業し、両施設を運営統括。2022 年には、ヒルトンの北陸初進出となるダブルツリーby ヒルトン富山の総⽀配⼈に着任。2023 年10 月1 日より現職。
大阪城と水都の絶景 “親しみやすさ”で魅せる フルサービスホテル
──まずはダブルツリーby ヒルトン大阪城の特徴を教えてください。
ホテルの最大の特徴は、大阪城に非常に近く“ 水都大阪” を体現するリバーフロントに位置するということです。南側の客室からは大阪城、北側の客室からは大川の眺望が楽しめます。さらに客室によっては大阪城公園も一望でき、梅、桜、新緑、紅葉と、季節ごとに異なる美しさを見せてくれます。
また、大阪はこれまで心斎橋のある「ミナミ」エリア、梅田のある「キタ」エリアを中心にまちづくりが行なわれてきましたが、これからは東西の軸でまちづくりが進む予定だと聞いています。私たちは「ヒガシ」エリアに位置しており、すでに新たな駅や大学のキャンパスが完成することも決まっています。
この構想に乗って、一緒に地域を盛り上げていきたいです。
──ホテル施設概要についても伺います。
建物はテレビ大阪の新社屋との複合ビルで、6 ~ 20 階が私共のホテルです。設備としては、オールデイダイニング、ラウンジ&バー、テ
イクアウトショップに加えてエグゼクティブラウンジ、宴会場・会議室を2 つ、さらにフィットネスセンター、屋内プールを備えたフルサービスホ
テルです。 オールデイダイニングとラウンジ&バーはフロントの奥に位置し、ラウンジ&バーからは大阪城が非常によく見えます。ホテルメイドのケーキやアフタヌーンティー、アルコール類のご用意も充実していますので、ぜひ地元の方にご愛顧いただきたいと考えています。
──さて、国内7 軒目となるダブルツリーby ヒルトンとはどのようなブランドか、改めて教えてください。
ダブルツリーby ヒルトンはフルサービスホテルで「親しみやすいサービスを提供する」ブランドです。そして、それを最も象徴するのが、チェックインの際に温かいチョコチップクッキーをお渡しするサービスです。チョコチップクッキーは同ブランドの全ホテル統一のレシピでお作りしています。「おもいやりある温かいサービス”Feel Good Moments(心地よい時間)” をお届けする」というメッセージを込めており、お渡しする際にブランドの説明をするなど、お客さまとの会話の糸口にもなっています。
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本記事は月刊ホテレス2024年9月号「TOP RUNNER」一部紹介記事です。
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