9月6日に開業を迎えるキャノピーbyヒルトン大阪梅田(大阪府大阪市)、8月16日にポール・ガスパ氏が総料理長に就任したことを発表した。オールデイダイニング「CC:CARBON COPY」(シーシー カーボンコピー)、バー&ラウンジ「!JAJA! BAR」(ジャジャバー)、カフェ「Bean There, UMEDA」(ビーンゼア 梅田)の3つのレストランを率いることとなる。
同氏は2001年にイギリス・ロンドンでホテルのキャリアをスタート。複数のホテルやレストランで料理人としての腕を磨き、2007年アラブ首長国連邦の「世界のレストラントップ20」を獲得したレストランで副総料理長に就任。2009年オーストラリアに拠点を移し、メルボルンのホテルにて総料理長を担う。2011年シドニーのハイエンドホテルにて総料理長に就任し、2013年エアポートホテルの開業を手がける。その後2015年パースのシティホテルにて総料理長、2017年グローバルチェーンの開業ホテルで総料理長を歴任。
就任にあたり同氏は「日本料理の大きな特徴である季節ごとの食材や調味料を取り入れ、斬新でありながらも食べることで懐かしさを感じられる“Contemporary Authentic Food”を、チームと共に創り出すことに大きなやりがいを感じています。エネルギーと情熱を注いだ料理を通じて、インスピレーションが伝わり、お客様にとっても好奇心を掻き立て、新たなアイデアにあふれる場所になることを目指しています」と述べる。
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文・オータパブリケイションズ 臼井 usui@ohtapub.co.jp