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2024年8月号 日本フードサービス協会 2024年5月の外食産業市場動向

日本フードサービス協会 2024年5月の外食産業市場動向

【月刊HOTERES 2024年08月号】
2024年08月14日(水)
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外食全体の売り上げ前年比106.3% 物価高騰は節約志向のメニューで対応

 5月は新型コロナの感染対策規制が緩和され5 類移行となってちょうど1 年、前年より土曜日が1 日少なかったものの、人流の活発化で外食全体の売上は前年比106.3%、19 年比115.0%となった。ただ、円安傾向の継続により旺盛な訪日外客需要が売り上げを押し上げている一方で、物価高騰に悲鳴を上げる国内消費者はより一層の節約志向に傾き、高品質で値頃感のある商品への支持が強まっている。

 ファーストフード業態は、全体売上は前年比106.1%、19 年対比では127.7%となった。「洋風」は週休明けの割引率の高い販促が奏功し、売上は104.0%。「和風」は、週休後に勢いが弱まるも、モバイルクーポンなどで挽回し、売上110.7 %。「麺類」は、外国人団体客の増加、冷たい商品の売れ行き好調などで、売上は108.0%。「持ち帰り米飯/回転寿司」は、物価高騰に対応した低価格路線がとくに西日本地域で好調で、売上は102.1%。「その他」は、客単価が高めの新メニューが好調で、売上112.8%。

 ファミリーレストラン(FR) 業態の全体売上107.0 %、19 年比で105.5%。「洋風」は、12 日の母の日以降減速の動きも見られたが、人気アニメとのコラボやテレビ露出などが奏功し、売上は107.6%。「和風」は、夜間の集客は引き続き停滞気味だが、10人程度の小規模宴会の需要が増え、売上107.7%。「中華」は、キャンペーンによる好調が続き、売上108.3%。「焼き肉」は、売上102.8%。

 パブ・居酒屋業態は、「パブ・ビアホール」で集客増が目立ち、売上105.5%、19 年比71.7%。ディナーレストラン業態では、インバウンド需要が補い、売上103.3%、19 年比100.5%。

 喫茶業態では、販促キャンペーンや季節メニューの強化と相まって、売上107.9%、19 年比114.5%。

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