株式会社グランビスタ ホテル&リゾート(本社・東京都千代田区)は7月10日、同社社員の賃上げや年収見込みなど人事施策について発表した。
同社は計1742人の正社員・契約社員が在籍し(2024年3月末時点)、今年4月に観光産業における人材採用力のさらなる強化と、優秀な人材の安定確保を目指す人的資本投資の一環として新卒初任給の引き上げを実施。
併せて、若年層から中間層を中心とする既存社員の給与テーブルを改定し、月額平均4.5%の賃上げを取り行った。
また、宿泊市場のマーケット良化の追い風を受け、上期において過去最高益を更新し、2023年度の決算賞与では3.3カ月分を支給。年収ベースでは今年、全社員平均で15.4%アップになる見込みだという。
同社は「引き続き、ブランドステートメントである『地域の価値で、未来を変えていく。』を体現していくために、日本の観光産業に有為な人材の育成と、キャスト一人ひとりが能力を最大限発揮できるよう、魅力ある働きやすい職場環境づくりに取り組んでまいります」と述べる。
―――
文・オータパブリケイションズ 臼井 usui@ohtapub.co.jp
ホテル経営ニュース 株式会社グランビスタ ホテル&リゾート
全社員平均で今年の年収15.4%アップ見込み、グランビスタ ホテル&リゾート社が人事施策を発表
2024年07月11日(木)