観光庁は6月28日、「宿泊旅行統計調査」の2024年5月分第1次速報を発表した。これによると同月の延べ宿泊者数全体は5176万人泊(2019年同月比0.7ポイント増)となった。
このうち、日本人延べ宿泊者数は3946万人泊(同5.3ポイント減)、外国人延べ宿泊者数は1230万人泊(同26.5ポイント増)の結果となった。前年同月比では全体0.8ポイント増、日本人6.8ポイント減、外国人36.4ポイント増と、引き続き外国人利用の増加が全体の伸び率に影響することとなった。
同調査における客室稼働率の項目では全体58.8%(2019年同月差4.4ポイント減)、旅館35.6%(同5.9ポイント減)、リゾートホテル57.6%(同2.0ポイント減)、ビジネスホテル75.2%(同0.6ポイント減)、シティホテル73.7%(同6.2ポイント減)、簡易宿所27.5%(同6.0ポイント減)となった。
―――
文・オータパブリケイションズ 臼井 usui@ohtapub.co.jp
ホテルデータファイル 観光庁/宿泊旅行統計調査
観光庁、2024年5月分「宿泊旅行統計調査」第1次速報を発表
2024年07月01日(月)