宿泊業4件(前年比1件増)、飲食業67件(前年比7件増)
東京商工リサーチは 2024年 2月の「倒産月報」を 2024年 3月 8日に発表した。全国の企業倒産件数は 712件(前年同月比 23.3%増)、負債総額が 1395億 9600万円(同44.5%増)となった。
件数は、2022年 4月から 23カ月連続で前年同月を上回った。2月としては 3年連続で前年同月を上回り、2016年以来 8年ぶりに 700件台に乗る結果となった。
負債総額は、2カ月ぶりに 1000億円を超えた。負債 1億円未満が 526件(構成比 73.8%)と小・零細企業を中心に推移するが、件数の増加に加え、同100億円以上が 2件(前年同月 1件)、5億円以上 10億円未満が 32件(同 17件)と中堅規模にも広がっている。
産業別では、10産業のうち 6産業で前年同月を上回った。飲食業や宿泊業を含むサービス業他が、最多の 218件(前年同月比 14.7%増)で、18カ月連続で前年同月を上回った。人手不足や求人難、人材確保に伴うコストアップなどによる影響を重く受けている状況である。
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