宿泊業5件(前年比1件減)、飲食業77件(前年比26件増)
東京商工リサーチは 2024年1月の「倒産月報」を2024年2月8日に発表した。全国の企業倒産件数は 701件(前年同月22.9%増)、負債総額が 791億2300万円(同39.9%増)となった。
件数は、2022年 4月から 22カ月連続で前年同月を上回った。1月としては 2年連続で前年同月を上回り、2020年以来、4年ぶりに 700件台に乗る結果となった。
負債総額は、2カ月連続で前年同月を上回った。1月として前年を上回るのは、2019年以来 5年ぶりであった。また、2カ月ぶりに負債 50億円以上の倒産の発生がなく、同 1億円未満が522件(構成比 74.4%)、集計対象外である同 1000万円未満の倒産は、48件(前年同月 32件)と、小・零細企業を主体に推移しているといえる。
産業別では、人手不足や求人難による倒産が多く、飲食業や宿泊業を含むサービス業他が 241件(前年同月比32.4%増)で、17カ月連続で前年同月を上回った。
1月の「新型コロナウイルス」関連倒産は、207件(同12.6%減)で、2020年 2月に集計を開始して以降、初めて前年同月を下回った。
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