アマングループは3月13日、東京都港区にてアマン姉妹ブランド「ジャヌ」の世界初展開となる全122室の「ジャヌ東京」をオープンした。総支配人は田中 紀子氏。
六本木一丁目駅または神谷町駅から徒歩10分圏内で、2023年11月より順次開業となった「麻布台ヒルズ」の中心に位置。地上53階・地下5階建てのレジデンスA内の1~13階に構え、森ビル株式会社一級建築士事務所が設計し、清水建設株式会社が施工。
「ジャヌ」ブランドは世界12カ所で展開予定であり、同ホテルはその中の第一弾となる。ブランド名はサンスクリット語で「魂」を意味し、アマンのDNAを引き継ぎながら活気に満ちたエネルギー、遊び心、つながりをコンセプトに独自のホスピタリティを提供するという。
6~13階に全122室の客室を構え、55㎡のデラックスルームや284㎡のジャヌスイートなど全10タイプで構成し、多くの客室にプライベートバルコニーを備える。
料飲施設はオールデイダイニング「ジャヌ メルカート」、「ジャヌ グリル」、「虎景軒(フージン)」、「飯倉(いいぐら)」など8つのレストラン&バーを展開する。
4フロアにわたるウェルネス&スパ施設「ジャヌ ウェルネス」は、340㎡のジムをはじめグループエクササイズ用の5つのムーブメントスタジオを完備。
アマングループ会長兼CEOのヴラッド・ドロニン氏は「『ジャヌ』ブランドの設立は近年の旅行者のニーズに寄り添い、進化していくというコミットメントの表れです。特に次世代のアマンジャンキーは、活気に溢れたエネルギーや真の人と人のつながりを追求しています。ジャヌ東京はこの変革の先頭に立ち、新しいお客さま層を歓迎し、思い出に残る体験をご提供します」と述べる。
―――
文・オータパブリケイションズ 臼井 usui@ohtapub.co.jp