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100%植物由来のアイス「eclipseco(エクリプスコ)」が日本上陸

ミシュランシェフを擁するカルフォルニアのスタートアップがプラントベースの代替乳製品の可能性を打ち出す

2024年03月14日(木)
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 プラントベースの代替乳製品で⾷の可能性に挑むエクリプス・フーズ・ジャパン㈱(本社:東京都千代⽥区、代表取締役 御宮知⾹織、以下 、エクリプス・フーズ・ジャパン、 https://eclipsefoods.co.jp/)は、複数の植物由来原料を組み合せて作った濃厚でクリーミーなプラントベースアイス「eclipseco(エクリプスコ)」の製品発表会を行なった。
 同社はカリフォルニア発のスタートアップ企業 Eclipse Foods Co の⽇本法⼈で、Eclipse Foods Coは、ミシュランシェフでCTOの トーマス・ボウマン(Thomas Bowman)氏とCEOの エイロン・ステインハート(Aylon Steinhart)氏が共同創業した、代替乳製品(植物由来の乳製品)のプラットフォーム企業。アイスのみならず、すべての乳製品をプラントベースで製造することが可能で、 Eclipse Foods の代替乳製品を創り出す技術はSDGs にも寄与している。ブランド名の「eclipseco」とは、両社のミッションでもある環境に配慮したエコロジカル(ecological)を鑑み、「eclipse」と「eco」を組み合わせたメッセージも込められている。
 まずは⽶国でも特に⼈気の⾼い「eclipseco クッキーバター」「eclipseco チョコレート」「eclipseco マンゴーパッション」の3種(アイス カップ・氷菓、90ml)を日本国内で製造・販売。今後は⽶国で販売していない独⾃のフレーバーも予定しており、本国の「eclipse」(パイントサイズ 473ml)とすみ分けて展開するという。アイスクリームのフレーバーの開発を手掛けているミシュランシェフでCTOのトーマス・ボウマン氏は、Zagat の 30 Under 30の選出やJames Beard Rising Star Chef 賞にもノミネートされた実力派。加えて、植物由来原料の知識や業界経験も豊富なことから、クリーミーな⾷感かつ万人に愛される「eclipseco」の製品化に至ったという。プラントベースなのでコレステロールやトランス脂肪酸が含まれないことも、昨今のウエルネス志向に合致するとしている。
 今回上陸した「eclipseco」(3種・税込み351円)は2024年3⽉12⽇より、都内のファミリーマート(※⼀部先⾏)で販売を開始している。
 

「eclipseco」(アイス ・氷菓、90ml)。左より、クッキーバター、チョコレート、マンゴーパッションの3種で日本進出。おなかが緩くなりやすい素材は使用していない
「eclipseco」(アイス ・氷菓、90ml)。左より、クッキーバター、チョコレート、マンゴーパッションの3種で日本進出。おなかが緩くなりやすい素材は使用していない
「何事も無駄にしない」というサステナブルな考え⽅がEclipse Foods の品質哲学。エクリプス・フーズ・ジャパンの代表取締役 御宮知⾹織氏(中央)、左がCEOのエイロン・ステインハート氏、CTOのトーマス・ボウマン氏
「何事も無駄にしない」というサステナブルな考え⽅がEclipse Foods の品質哲学。エクリプス・フーズ・ジャパンの代表取締役 御宮知⾹織氏(中央)、左がCEOのエイロン・ステインハート氏、CTOのトーマス・ボウマン氏

 
 エクリプス・フーズ・ジャパンの代表取締役 御宮知⾹織氏によると、「安定的な供給や環境への負荷を踏まえて⼀つの植物(成分)に依存しないのが強み。開発商品はプラントベース素材だが、その技術力をアピールする手段としてアイス・氷菓を商品展開しているので、各メーカーやレストランのニーズに合わせた素材および半製品を提供することもできる」という。
 今回、日本での販売に踏み切ったファミリーマートでは、約2カ月間の先行販売(都内100店舗)でプレミアムアイスのシェア10%を見込んでいる。また現時点ではプラントベースのアイス・氷菓の認知は低いが、現在、米国では約3%がプラントベースアイスに置き換わっていることから、エクリプス・フーズ・ジャパンはプラントベースアイスにおけるナンバーワンの座を目指すとしている。
 ⽇本初上陸であるファミリーマートでの販売に向けて伊藤忠商事㈱が素材の輸⼊、製造、物流、営業等において主要なパートナーとなったほか、今後も投資家であるSOZO VENTURES㈱等とさらなる⽇本展開を⽀援予定。
 

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