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ホスピタリティマネジメント・スタディーズ(HMS)主催 第2回シンポジウム

「ホテル業界やブライダル業界の ⾃分らしいキャリアってなんだろう? 〜⼈⽣100年時代の準備できていますか〜 」を開催

2024年03月28日(木)
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 3月5日に、大阪学院大学で第2回シンポジウム「ホテル業界やブライダル業界の ⾃分らしいキャリアってなんだろう?  〜⼈⽣ 100 年時代の準備できていますか〜 」を開催。当日は社会人と学生を含む、約60人が参加。キャリアに関する基調講演や参加者全員でのグループディスカッションなどが行なわれた。
 

HMSとは

 ホスピタリティマネジメント・スタディーズ(HMS)とは、ホテルやブライダルなどのホスピタリティ産業とその関連産業や教育機関の発展、ならびに、その産業で働く⼈々の幸福に貢献することを⽬的に、2023 年に設⽴された有志団体である。設立以降、業界に関する勉強会、会員相互ならびに関係者との交流の場および情報交換や、ホテル・旅館などの見学会を年2回程度実施している。

自分らしいキャリアを考える、シンポジウムを開催

 シンポジウムは神戸国際大学の服部淳一専任講師の企画によるもので、主旨説明の後に、大阪学院大学経営学部の森重喜三雄教授の挨拶で幕を上げた。森重氏はインバウンドの増加に伴う観光業界の盛り上がりがある一方で、観光業界の長年の課題である人材不足などの課題がより深刻になっていることを述べた。

 また、観光業界に新卒で就職しても、数年後には業界から離れてしまう若者が多いことに対し、HMSを通じて、社会人ならびに学生の視点から、業界における「持続可能な発展」や「持続可能なキャリア」を考えるきっかけになればと考え、今回のテーマを設定したという。

 当日は現役のホテル総支配人や人事担当者などの社会人や、大阪学院大学を含む近隣大学の学生ら約60名が集まり、それぞれの立場からテーマに沿った「自分らしいキャリア」を考える場となった。

 

人生100年時代を生き抜くための考え方や働き方が求められる

 大手前大学経営学部学部長の北村雅昭教授 博士(経営管理)が、基調講演「サスティナブルキャリア(持続可能なキャリア)とはなにか」 と題して基調講演を行なった。

 北村氏は自らの幸福や健康を追求するとともに、組織にもしっかり貢献するキャリアがよいキャリアだとする「持続可能なキャリア」という考え方を参加者に伝えた。講演では、著書『持続可能なキャリアー不確実性の時代を生き抜くヒントー』の内容をもとに、人生100年時代と不確実性の高い時代の生き方や働き方、ヨーロッパから生まれた新たなキャリア論などを説明し、自分らしい働き方を模索するきっかけをつくった。

 

大手前大学 経営学部 学部長 教授 博士(経営管理) 北村雅昭氏
大手前大学 経営学部 学部長 教授 博士(経営管理) 北村雅昭氏

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