日鉄興和不動産株式会社（本社・東京都港区）は3月15日、東京都台東区にてホテル業新規参入となる全145室のレジデンシャルホテル「＆Here TOKYO UENO」（アンドヒア東京上野）をオープンする。
 
　湯島駅から徒歩2分、上野広小路駅から徒歩4分の立地に位置し、14階建てで設計は東急設計コンサルタント社、施工は積水ハウス社と淺沼組社、運営はグループ会社のNSKREホスピタリティ社が担うもの。
 
　同ブランドは「“たのしむ”と“くつろぐ”を引き寄せ、特別な日々を届けるホテルへ」がコンセプト。訪日外国人や国内ファミリー、グループ旅行などをメインターゲットとし、長期利用および多人数利用の宿泊ニーズに対応するレジデンシャルホテルとして展開する。
 
　全145室の客室は21㎡のスーペリアツイン、31㎡のスーペリアトリプル、36㎡のスーペリアファミリーなどのタイプを備える。全体の7割はファミリータイプとし、長期宿泊のための各種設備、ミニキッチン、冷蔵庫、電子レンジ、ダイニングテーブル、ベッド以外にもソファースペースや和室などを配置。
 
　1階ロビーにホテルラウンジやカフェスペースをはじめ、テレワークのニーズを踏まえて個室ブースのシェアオフィスを設置。最上階となる14階には不忍池の光景を望む露店風呂付きの大浴場を構える。
 
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文・オータパブリケイションズ　臼井　usui@ohtapub.co.jp