マリオット・インターナショナルは、1月22日に同社サイトにて、2023年に世界的に記録的な成長を遂げたことを発表した。
ベトナム、日本、インドなどの主要市場でホテルの開業数や事業契約数が急増し、アジア太平洋地域(中国を除く)が成長を大きく牽引。マリオットは、旅行プログラム『Marriott Bonvoy』を通じたロイヤリティの強化に注力し、変化し続ける旅行ビジネスに柔軟に対応することで、2024年もさらなる拡大を見込んでいる。
2023年末、マリオットはアジア太平洋地域(中国を除く)において60軒以上の新規開業を達成し、その結果560軒以上のホテルを運営し、客室純増数は10%を超え、同地域での存在感をさらに高めた。また、13の市場で記録的な80件の契約を締結し、約18,000室の客室が増加。
アジア太平洋地域(中国を除く)における観光業の回復と旅行情勢の変化に伴い、マリオットはグローバル・ブランド・ポートフォリオの拡大に焦点を当てながら、2024年も持続的な成長を見込んでいる。アジア太平洋地域(中国を除く)で進行中または計画段階であるプロジェクトは、ホテル320軒以上、客室数は約69,000室となる。
今後もマリオットの成長の柱を担うラグジュアリー宿泊施設の開発計画のうち、25%はアジア太平洋地域(中国を除く)が占めている。 2023年には、アジア太平洋地域(中国を除く)で締結された契約のうち15%がラグジュアリーセグメントの契約となった。同地域では、9つのラグジュアリーホテルがオープンし、マリオット・インターナショナルにとってアジア太平洋地域で1000軒目のホテルとなったザ・リッツ・カールトン メルボルンや、南アジアで150軒目のマリオットホテルとしてインドのゴアにオープンしたJWマリオット ゴアなどが誕生。その他のラグジュアリーブランドも、東南アジア初進出となるザ・シンガポール・エディションなど、主要市場に進出を果たした。
成長を後押ししているのが、マリオットの受賞歴のある旅行プログラム、Marriott Bonvoyであり、アジア太平洋地域(中国を除く)では2019年以降、会員数が50%増加。全豪オープン、F1グランプリなどの一流イベントへの限定アクセスなど、Marriott Bonvoyが提供する特別な体験が人気を支えている。ホテル滞在にとどまらず、Marriott Bonvoyは、シンガポール航空や楽天、日本、韓国、インドにおける提携クレジットカードなどの戦略的パートナーシップにより、多角的なサービスを提供している。
マリオット・インターナショナル
https://www.marriott.com/