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2023年10月20-27日号 トップインタビュー ヒルトン沖縄宮古島リゾート 総支配人 棚町 誠二 氏

トップインタビュー ヒルトン沖縄宮古島リゾート 総支配人 棚町 誠二 氏

【月刊HOTERES 2023年10月号】
2023年10月25日(水)
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立派な施設と素晴らしいロケーションで幅広いお客さまに利用いただけている

----離島ならではの難しさはありますか。

 2023年 7月末には台風の影響で船が欠航になったため、ホテルで使う食材が不足してしまいました。宮古島には水耕栽培による葉物野菜を入手する環境もありますが、台風で流通が止まる際は新鮮な葉物野菜を仕入れることが非常に困難です。離島ということで、余計にコストが掛かるため、仕入れはとても大変です。 
 
----ヒルトン沖縄宮古島リゾートの未来に向けたビジョンを教えてください。

 宮古島を訪れる宿泊のお客さまはもちろん、地元の皆さまに向けても卓越したサービスを継続して提供できるかどうかが大きなポイントになると思います。
 
 サービスを提供する人材を確保し続けるために常にリクルート活動をしながら、入社したスタッフのターンオーバー率を可能な限り下げるため、トレーニング、福利厚生、社員寮などを充実させていく必要があります。
 
 ホテルは人がいなければまわらないビジネスです。今回の開業にあたっては 200人のスタッフに集まってもらうことができましたが、もしも 100人しかいなかったら現在の好調な状況を生み出すことはできませんでした。とにかく人を大事にして雇用を継続していくことこそが、課題であり続けると思います。
 
 ヒルトン沖縄宮古島リゾートは立派な施設を与えられていますし、ロケーションが最大の財産と言えます。開業以来幅広いお客さまにご利用いただいていることからも、さまざまな可能性が考えられます。
 
 2026年には、隣接地にライフスタイルブランドの「キャノピー byヒルトン沖縄宮古島リゾート」が 310室で開業予定です。ヒルトンの 2ホテルが連携しながら未来を切り拓いていきたいと、気を引き締めているところです。

 

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