同ホテルは京都御所の南西に位置し、地下鉄丸太町駅4番出口がすぐ横にあるなど市内各地への交通に至便な立地に立地している。ホテル近隣には下鴨神社、植物園、西陣、寺町通などがあり、観光にもビジネスにも便利に利用できる。
客室内では、地元京都のお茶とお菓子、前田珈琲の自家製焙煎プレミアムフィルターコーヒー、ミネラルウォーターなどの無料サービスがある。
同ホテルはスタッフすべてがコンシェルジュとして、レストラン予約、美術館のチケット手配などゲストの快適な旅をサポートする。パーソナルゲストサービスでは、便利なモバイルアプリケーション‘(e-コンシェルジュ)を通じて、季節のおすすめ情報や各種サービスを閲覧できる。
ホテル内の料飲施設には前田珈琲が運営する「noku CAFE by MAEDA’S COFFEE 」と、新鮮な地元の野菜や和牛をあつかう「饗 KYOU Karasuma」がある。※レストラン「饗 KYOU Karasuma」2015年11月16日より営業開始。
宿泊料金は、一泊一室あたり2万8000円~、宿泊の詳しい問い合わせ、予約は、同ホテルウェブサイトwww.nokuroxy.com まで。
同ホテルGeneral Managerの齋藤和彦氏は新ホテル開業について「個人向けの宿泊特化型、4スターアップスケールクラスのブティックホテルを目指しております。『noku ノク』の意味する、”手作り感あふれる”ホテルブランドの第1号店を京都で開業できることをとてもうれしく思っています」と述べている。
ロキシーパシフィック社のマネージングディレクターであるクリス・テオ氏は次のようにコメントしている。
「ロキシーパシフィック社にとって、初めてのブランドである『ノク ロキシー』を、歴史と伝統、また豊かな自然にあふれる京都で立ちあげることができたことを大変うれしく思っています。京都は多くのユネスコ登録世界遺産を誇り、米国の雑誌『Travel+Leisure』の世界の人気旅行先都市を決めるワールドベストシティランキングで、2年連続で第1位に入賞しています。
当ホテルは、開業まで一年以上を費やして本ブランドコンセプトを創りあげてまいりました。11月2日のソフトオープン後は、既に予想を上回るご予約や問合せをいただいております。顧客満足を訴求するため、当社のホテル事業部では、ホテルの立地戦略にこだわってまいりました。その都市がもつ豊かな文化や、ライフスタイル、文化遺産などは最も重要な要素で、すばらしいロケーションを取得できたことは幸運でした。『ノク京都』が多くのお客様の支持をいただけることを確信いたします。
『ノク京都』の開業は、為替相場の変動(円安)、日本への入国観光ビザの発給緩和や、消費税率が他諸国より低いこと、などの影響により、訪日外国人旅行客が増加傾向にある現在において、絶好のタイミングとなりました。
日本政府観光局の発表では、今年1月から8月に外国人観光客数は昨年同時期比較で49.1%の伸長となっています。京都市内にはミシュラン星推奨のレストラン・飲食店も多く、手打ち蕎麦で有名な『かね井』(ミシュラン1つ星)や、『銭湯カフェ』として知られる『さらさ西陣』など、グルメ情報はホテルスタッフがご案内いたします」
新ホテルブランド『ノク ロキシー』の基本コンセプトは、都市中心部に位置する利便性と旅行先として人気のあるデスティネーションであることが第一要件。ターゲットとする顧客層を「現在増えつつある成熟した旅行客」とし、地元の人々がするように都市の街裏の隅々まで散策するような旅のスタイルを求める旅客層としている。2018年にはタイ、プーケット島に『ノク ロキシー』ブランド第二号ホテルのオープンを予定している。
■「ノク京都」概要
ホテル屋号 : 「ノク京都 」
所在地 : 京都市中京区烏丸通丸太町下ル大倉町205-1
TEL:075-211-0222、FAX:075-211-0236
運営 : Roxy-Kyoto Hotel合同会社
建築規模 : 地上6階
敷地面積: 943.36㎡ / 延床面積 5043.39㎡ / 高さ 20.0m
総客室数: 81室 (21㎡~51㎡)
料飲施設 : noku CAFE by MAEDA’S COFFEE
(テナント出店、運営・株式会社前田珈琲)
レストラン「饗 KYOU Karasuma」
(テナント出店、運営・株式会社大紀)
その他の設備:駐車場(12台)
ノク京都サイト www.nokuroxy.com
齋藤和彦氏プロフィール
前職は、アスコットインターナショナルジャパン 資産管理、事業開発部長
ラッフルズホテルズ&リゾーツ 日本支社長 兼 営業部長
シャングリ・ラ ホテルズ&リゾーツ 日本支社代表 兼 マーケティング部長
シスルホテルズ(英国)日本支社長
グループの主要アセットHotel Grand Mercure Roxyについては、インターナショナルホテルオペレーター専門のAccorグループ(シンガポール国イーストコースト)に運営委託しており、常に高い客室稼働率の実績をあげている。シンガポールの他に、日本(京都)、プーケット、タイ、オーストラリア(パース)にホテル施設を所有している。
不動産投資においては、シンガポール国内にてRoxy Squareショッピングセンター内の52小売店鋪のほか、オースストラリアのシドニー都市中心部(59 Goulburn Street /CBDエリア内) に28階建ての商業施設の永久所有権を保持している。
http://roxypacific.com.sg
■ロキシー パシフィック ホールディング社概要
1967年5月創業、アジア・パシフィック域内にて不動産およびホスピタリティ事業を展開し、2008年3月12日にSGX(シンガポール証券取引所)メインボードに上場。グループの主要ビジネスは、商業施設及び住宅の開発・販売(プロパティ開発)と、Hotel Grand Mercure Roxyの所有権、またその他投資ビジネス物件(ホテルオーナーシップ)と不動産投資。住宅開発販売部門では、小〜中規模の住居サイズに特化し、中産階級から富裕層・高額所得者向けのアパートやコンドミニアムの取り扱いが中心となる。2004〜2014年の期間では、シンガポール国内において、小〜中規模プロジェクト開発は38件にのぼり、3,000件以上のレジデンスおよびコマーシャルユニットを取り扱う。