観光庁では、今春より、インバウンドの本格的な回復を見据えて消費単価が高いインバウンドを意識的に増やしていく施策として「観光における高付加価値化」に関する、さまざまな施策を展開している。
令和5年9月29日より募集している「観光産業の高付加価値な観光サービスを提供する人材の育成に向けた観光産業従事者派遣支援事業」では、国内における高付加価値な観光サービスを提供できる人材の育成として、国際基準のホスピタリティを提供している海外の宿泊施設などでの就労の機会を希望する国内の観光産業従事者の支援を目的としている。
応募締め切りは令和6年1月15日。日本の観光業の未来を担う、意欲ある人員を求めている。
募集要項は以下の通り
1.派遣先
海外の5ツ星高級ラグジュアリーホテル
2.業務内容
フロント業務およびラウンジ業務(高付加価値旅行者対応を含む)
3.現地での研修実施期間
2023年11月~24年2月より約6カ月間を予定
4.応募要件
(年齢)20~35歳
(実務経験)旅館業法に基づき許可を受けたホテル、旅館、簡易宿所等で2年以上従事した経験がある者
(英語能力)CEFR換算でC1相当以上
(その他)
・当研修終了後、派遣元の企業にて就業を続ける、または研修終了後1年以内に、旅館業法に基づき許可を受けたホテル、旅館、簡易宿所、下宿、旅行業法に基づき登録を受けた旅行業者、旅行業代理業者、旅行サービス手配業者、「観光地域づくり法人の登録制度に関するガイドライン」に基づく登録DMO、候補DMOで働く、または起業する意思のある者
・日本国籍を有する者
※研修終了後、観光庁の事業に関し、国の求めに応じて協力を要請
5.募集定員
10~30名程度
6.支援内容
・往復の航空券代(エコノミークラス)
・ビザ関連費用
7.選考方法
参加申込書等による書類選考、英語能力および面接(観光庁および研修実施ホテル)により判断。
※英語能力を証する資格を有しない場合、観光庁が実施する、英語によるスピーキングテストで代替することも可。
8.募集期間
令和5年9月29日(金)~令和6年1月15日(月)午後5時
■募集要項(詳細)
https://www.mlit.go.jp/kankocho/content/001632965.pdf
■提出書類
申込書、履歴書(日本語/英語各1)、宣言書
■応募・問い合わせ先
〒100-8918 東京都千代田区霞が関 2-1-2
観光庁観光産業課人材班 海外研修派遣支援事業担当
メールアドレス:hqt-kaigaikenshu@ki.mlit.go.jp
※海外研修派遣支援事業担当電話番号 03(5253)8330