私たちが小さいころには喫茶店を「サテン」、アイスコーヒーを「レ―コー」と呼んでいました。
学生時分にはよく喫茶店に入り、マンガや雑誌を読んだりして長々と時間をつぶしていた覚えがあります。
卒業をしてからも、仕事前に英気を養うためにトーストの付いたモーニングを頼んだり、ランチやちょっとした一休みのために、といった際にも常に喫茶店に足を運んだものです。
当時の喫茶店というと、カウンターの奥にはマスターがいて、店内では音楽が静かに流れ、テーブルの上にはローソクを入れたランプがあるなど、まるで自分の家に帰ってきたかのようにする時間がありました。