“人対人のビジネス ”を根幹に “超パーソナル ”なサービスを
----10周年のメモリアルイヤーということで、これからの抱負をお聞かせください。
アレックス パンデミックを経てホテルの在り方は、非日常から健康、日常に変化しています。これに伴いゲストの行動も変化しており、出張で海外に滞在する場合でも、そこにプラスαのバケーションを重ねるなど、レジャーとビジネスを合わせた新しい形の宿泊も増えています。
一方で、“人対人のビジネス ”という、私達の根幹は揺るぎないものです。今後はそれを踏まえて、“超パーソナル ”なサービスに焦点を当てていきたいですね。お客様に対する認識や心遣い、ジェスチャーなどが繊細にできるほど、喜んでいただけると考えています。他方で、労働力の確保についてはますます厳しい状況が予想されますので、従業員のスキルアップを最大限に図り、複数のポジションをカバーしていく、マルチタスクの試みを積極的に行っていかなければならないと思っています。
----最後に、アレックスさんから若手社員へアドバイスをお願いします。
アレックス 自分らしさを大切に、楽しんで働いてください。時には課題と感じる局面もあると思いますが、その都度先輩やチームメンバーとコミュニケーションをとり、乗り越えていってほしいです。そしてなにか意見があれば、ぜひシェアしてください。人生は短いが素晴らしいものです。ですので、今あることに感謝しつつ、情熱と熱意と思いやりをもって、毎日を楽しんでほしいです。
スサン ありがとうございます。お話を聞いて、「今日は一人のゲストだけでも笑顔にしよう」と毎日小さな目標を立て、ポジティブにがんばりたいと感じました。ホテリエとしての “attitude”も大切にしていきます。
池田 今は研修中で毎日精一杯な日々ですが、もっと心の余裕を持って、常に楽しむ姿勢を意識していきます。
小林 これまで、「型にはまらないといけない」「こうしないといけない」と思っていた部分がありました。もっと自分の素を出して、自分らしさを大切にしていきたいと思います。
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本記事は2023年6月16日号 インタビューの一部紹介記事です。
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