FBC データの活用と展開
・製造原価 ― 間接労務費の配賦
製品の原価というものは、どんな製品でも材料費、労務費、経費の三つの要素で構成されますが、ホテルの損益計算書でもその原価要素として売上原価、人件費のほか 業務委託費、水道光熱費などの経費に分けて計上されています。
売上原価は主に材料費であり、特定の商品のために消費したことが直接認識できる費用ですが、人件費はその商品もしくは当該部門売上に対する直接労務費と間接労務費が合算されて表されます。
それではこの間接労務費は部門間でどのように配賦された結果なのでしょうか。
製造業では製造原価としてこの直接費と間接費に分け、管理資料にまとめている場合があります。
第6回
望月良雄のF&Bコントロール
第6 回『FBC データの活用と展開』
【月刊HOTERES 2015年11月号】
2015年11月13日(金)