琵琶湖ホテル(所在地・滋賀県大津市)は、滋賀県が実施する「令和 4年度しが生物多様性取組認証制度」において、最上級認証の 3ツ星を取得した。
滋賀県では 2018年に同制度を開始し、「生物多様性の保全と自然資源の持続的な利活用に取り組む事業者」を3段階で認証している。これまでの 5年間で累計 113件が認定されており、ホテル・宿泊業では初めての認定。
琵琶湖ホテルでは、2002年から「人と自然の共生」の象徴ともいうべき「里山」を未来に引き継ぐために、滋賀県の里山が育む食材をたくさん食べてもらうことで、地域の農業と美しい風景を守ることを目指す「里山の食彩プロジェクト」や、ホテルの敷地内に山野草や野菜などを育てる「小さな里山」を作る「山野草プロジェクト」などの活動に取り組んできた。
今回の認定は、20年以上にわたってホテルが取り組んできた「里山」をテーマとした活動が高く評価されたもの。琵琶湖ホテルではこれからも、里山や琵琶湖を未来に引き継ぐための環境保全の仕組みづくりに取り組む。
「令和 4年度しが生物多様性取組認証書」と里山イメージ