JR東日本グループの仙台ターミナルビル(株)は、東日本大震災からの復興に向け、2020年 3月に全線運転再開を果たした常磐線復興の第 2ステージとして、いわき駅に日本初となる Suicaを活用したスマートホテル「ホテルB4T」を、2023年 1月 15日に開業した。
ホテル B4Tは、Suicaとモバイルテクノロジーを活用し、予約からチェックイン、チェックアウトまでの手続きが完結し、快適で自由な滞在体験を提供するスマートホテル。手持ちのSuica・モバイル Suicaが客室キーになる「Suicaスマートロック」を採用するなど、デジタルネイティブ層のニーズに応えつつ、人手不足の課題を抱える地方において省人化運営を実現することで、多様な地域での滞在拠点を提供し、旅の裾野を広げることができる。
ホテルB4Tいわきは、その1号店として常磐線の中核駅であるいわき駅に開業。駅周辺エリアのまちづくりの起点として、沿線活性化への貢献を目指す。チェックイン機は入り口すぐにキャビンタイプ専用、入り口奥のホテルロビー前に個室を利用するゲスト用の機器を用意している。滞在中のトラブルなどは、スマートフォンよりオンラインチャット、ビデオ通話にてスタッフがサポートする。
「ホテル B4Tいわき」外観(イメージ)