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2022年12月23日号 トップインタビュー ヒルトン広島総支配人サミュエル・ピーター氏

トップインタビュー ヒルトン広島総支配人サミュエル・ピーター氏

【月刊HOTERES 2022年12月号】
2022年12月22日(木)
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ヒルトン広島が起点となり、中国・四国エリアの魅力を伝える

----ハードはもちろん、ソフト面においてもさまざまな考えが細部にまで及んでいる印象です。一方で、ホテルにとってそれを届けるスタッフのサービスは重要だと思います。人不足などが言われる中で、採用、そして教育に対してどのように取り組まれているのでしょうか?

 現在 200名強のスタッフがおり、うち約 70名は今年新卒採用で入社したスタッフです。開業前からさまざまな専門学校や大学を訪問し、関係性を構築することで多くの若く可能性のあるスタッフを採用することができました。なお、来年も約 30名のスタッフに内定を出し、迎える予定です。

 おっしゃるとおり何よりも大切なのは人ですし、そのための教育です。ヒルトンは国内に 5ブランド 20軒のグループホテルを展開しており、現在スタッフのうち約20%はグループホテルからの異動で来ています。全員がヒルトンのカルチャーをよく理解しており、人事によるトレーニングだけでなく、そうしたヒルトンのスタッフが新しく迎えたスタッフに現場でヒルトンのカルチャーやスタイルを教育することで、ヒルトンの DNAを浸透させています。こうしたことができるのは、ヒルトンだからこその強みです。
 
----最後に、広島を中心とした中国・四国地方のデスティネーションとしてのポテンシャルと、その中でのヒルトン広島のビジョンについてお話ください。

 私は日本に来て約4年で広島に着任をしましたが、それまで広島のことをほとんど知りませんでした。しかし、来てみて世界遺産など歴史的に価値のある観光地はもちろん、スキーやゴルフができる豊かな自然や瀬戸内の魅力など、実際に住むことでデスティネーションとしての大きなポテンシャルを感じています。
 
 中国・四国地方には 9つの県があり、それぞれが魅力あるエリアです。ヒルトンは世界のネットワークを有しておりますので、ヒルトン広島がきっかけとなって、国内はもちろん、世界の旅行者にこの地域のデスティネーションとしての魅力を伝え、ホテルだけでなく地域経済の活性化に貢献をしていければと考えています。

 

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