マリオット・インターナショナル(本社・米国メリーランド州)は11月18日、大阪府大阪市にて全220室の「フォーポイントフレックス by シェラトン 大阪梅田」をオープンした。
大阪市北区芝田1-10-3の梅田駅より徒歩約4分の立地に位置し、2024年8月に閉館した13階建ての旧ホテルユニゾ大阪梅田をリブランドしたもの。
ミッドスケールの価格帯となる同ブランドは今回、アジア太平洋地域において初展開となり、同社の日本展開は100軒目となる。
KKR社との提携により同ブランドの展開を図り、今後は年内に盛岡や金沢などの主要都市にて、2025年初頭までに函館、宇都宮、横浜、名古屋、大阪、京都、神戸、博多などにて13軒のホテルがリブランドにより誕生する。
KKR 社 不動産担当マネージング・ディレクターの工藤 健亮氏は「当社のグローバルな不動産投資や運営に関する専門知識と、マリオットが築き上げてきた伝統的な卓越したホスピタリティを活かし、日本の旅行者の皆様に高品質でリーズナブルなホテル滞在をお届けすることを楽しみにしております」と述べる。
マリオット・インターナショナル 代表取締役兼 CEOのアンソニー・カプアーノ氏は「日本は当社にとって引き続き重要な成長市場です。特に、手頃な価格帯のミッドスケールセグメントでの拡大において、最適市場となっています。世界的に人気の旅行先である日本は、国内外の旅行者の多様化するニーズに応えるための新しいセグメントへの進出において、当社にとって絶好の機会を提供しています」とコメントする。
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文・オータパブリケイションズ 臼井 usui@ohtapub.co.jp