ビジョンの達成はマンネリのはじまり
本編は、前編に引き続き「全メーカー・全車種どんなことでも対応します」と掲げて、すべての車両とサービスを提供するA社の話に続きである。
自動車業界に不慣れな方には、A社のすごさは伝わりにくいかもしれないが、「全メーカー・全車種どんなことでも対応します」を、本当にできるところは限られている。自動車メーカー→販売→整備という一連の流れの中で下請けにとどまっている企業も少なくはない。100社自動車関連のビジネスをしている中でも3~7社くらいが、「全メーカー・全車種どんなことでも対応します」を本当に実現できるところだといえるだろう。