ホテル運営形式では、不動産賃貸借契約に基づくホテルも多いものと思われます。ホテル事業は、労働集約型でありかつ装置産業であることから、固定費用の割合が高く本来有する季節変動性の他、環境に敏感であり大きな事業リスクを負うことになります。本来のホテル事業リスクに加えて、今回のコロナ禍を背景に、所有、経営、運営を分離し、リスクを分散するホテル運営形式が増えるはずです。
2022年6月17日号 新しい視点「ホテルの価値」向上理論 ホテルのシステム思考
第493回 ポストコロナ時代における不動産賃貸借契約(2)
【月刊HOTERES 2022年06月号】
2022年06月16日(木)