いい仕事を作業ではなく仕事として向き合い常に上を目指して自分のマンネリと戦う
私の家の周辺の生活ゴミを回収してくれる業者さんがある。その人たちの後ろ姿にプロを感じる。彼らは、周りに配慮しながら車を運転する。自転車が来れば、そちらを優先し、歩行者を見つければ速度を落とす。ゴミ回収の動きは、もちろんテキパキしている。ゴミ捨てに来た人には心地よいあいさつを投げかける。
そして回収後は、ゴミ捨て場をさっと掃除して去っていく。
岡村衡一郎
(おかむら・こういちろう)
1971年生まれ。亜細亜大学卒。(株)船井総合研究所を経て、2004年(株)スコラ・コンサルト入社。120社を超える企業変革を支える。「会社が変わるとは何か」、「人がイキイキ働くには何が必要なのか」を考え続け、「一品」という変革コンセプトを発見、体系化する。支援先の起源や今あるリソースを足場に、「あるもの」から「ないもの」を生み出す一品イノベーションに多くの経営者ファンを持つ。変わるためのテコをあぶりだす「経営者オフサイト」、「『一品』で会社が変わるワークショップ」を主催。著書に『一品で会社を変える』(東洋経済新報社)、『30代でチームのリーダーになったら最初に読む本』(同社)など
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