ワンランク上の佇（たたず）まいと好立地で着実にユーザーを獲得

----「グランドパーク小樽」では、愛犬との宿泊プランを展開しているほか 2021年 10月より清掃ロボを導入しているそうですね。

　JR小樽築港駅とショッピングモール「ウイングベイ小樽」に直結しているグランドパーク小樽は、旅行者だけでなく地元小樽の人々にも人気のホテルです。新型コロナウィルス感染予防に関する当局のガイドラインに従いつつ、当面は小旅行を楽しみたい国内ゲスト向けの宿泊パッケージを提供していきたい考えです。2021年6月には、愛犬連れのゲスト向けの「ドッグフレンドリープラン」の販売をスタートしました。ワンちゃん用のおやつなど特別なアメニティが付いたプランです。10月に導入した 2台の清掃ロボットは、ロビーや客室フロアの廊下など、パブリックスペースの清掃強化だけでなく、有害な浮遊菌を減らすことにも役立てられています。
 

「スーペリアルーム」はダブルとツインの2タイプ。（ダブル 15室、ツイン31室、19〜23m2）。全客室にはソファとコーヒーテーブルを完備

小上がりのベッドが特徴的な「デラックスツインルーム」（66室・20〜23m2）。ソファをベッドとして利用すればトリプル利用が可能

----2021年 3月 16日に開業した「パークホテル京都御池」についてお聞かせください。

　パークホテル京都御池は、京都駅から3駅の「烏丸御池」駅から徒歩 3分という至便なアクセスで、二条城や京都御苑などの人気観光スポットにも程近い、絶好のロケーションです。穏やかで落ち着いた雰囲気の広々とした御池通りに面し、ホテルのカフェからは京都で暮らす人々の日常の風景を眺めることができます。御池通りは祇園祭の山鉾巡行の順路なので、臨場感溢れるその様子を間近で体験することができます。
 
　ホテル周辺には、こぢんまりとした魅力的なレストランやバー、ショップ、地元に根付いた小さな神社仏閣などの隠れスポットが点在しており、観光の中心地とは一線を画すのんびりとした滞在をお楽しみいただけます。宝探しのような気分で近隣を散策し、自分だけのお気に入りを見つけていただくのもお薦めの過ごし方です。
 
　デザインは、コンテンポラリーなスタイルと伝統的な和のスタイルを優美に融合したアプローチを特徴としています。ホテルに一歩足を踏み入れると最初に目に入るレセプションデスク上に掲げられた灯りは京提灯で、京都南座などの提灯を手掛けた地元の職人が手作りで作った作品です。カフェのコーナーを彩る壁面は、奈良時代からの伝統建築で使われている瓦素材をもとに産学共同で３D開発された新建築素材を8,700ピース組み合わせたもの。客室は明るい木目を使ったナチュラルな雰囲気のインテリアで、機能的なデザインが施されています。
 
　客室数は全 114室。専用ルーフトップガーデンテラス付きのパークスイート（1室）、ハンマーヘッドのスタイルで隣接するツインルームとコネクトして使える御池スイート（1室）、デラックスツイン（66室）、スーペリアルーム（ダブル 15室、ツイン31室）の四つのルームカテゴリー、五つのタイプをご用意しています。デラックスツインのソファはソファーベッドとしてご利用いただけるので、トリプルとしてご利用いただくことも可能で、ファミリーや 3人の女子旅などにも適しています。

　バー「The Corner」のほか、カフェ、フィットネスジム（22年 3月オープン予定）、コインランドリーがあります。地元の人々とホテルのゲストが交差する街角という意味が込められたバー「The Corner」は、スタイリッシュで心地よい空間とシャンパンやカクテルなどのドリンクが楽しめる特別な場所です。また、全面ガラス張りのデザインの窓から広々とした御池通りを臨むカフェは、ビジネス利用のお客さまのお仕事や気分転換にもお薦めです。
 
　パークホテル京都御池では、今後の観光の回復を見すえたさまざまな宿泊プランなどを提供していきます。まずは、スペシャルギフトとなる西陣金襴緞子織のポーチ、バー「The Corner」のシグニチャーカクテル「柳桜園ほうじ茶ハイボール」、アーリーチェックイン＆レイトチェックアウトや客室アップグレード（*予約状況による）などの特典付きの宿泊プランを展開しています。状況を見極めながら、お客さまの安心・安全に配慮した、さまざまな施策を行なっていきたいと考えています。
 

バー「The Corner」では、宿泊者だけでな地元の常連が仕事帰りのひとときを過ごす姿も