LGBTQが生きやすい社会づくりへの取り組み
----具体的にはどのような活動をされたのですか。
会社内で完結することではなく、他の団体との協業や地域を巻き込んだ活動がプレスで発信していくためには不可欠であると思い、さまざまな活動をしています。例えば性的マイノリティ(LGBTQ)が生きやすい社会づくりを目指して、一般社団法人ピンクドット沖縄を立ち上げ、副代表理事に就任するともに当社内に沖縄事務局を設置しました。那覇市では同性カップルを公的に認める「市パートナー制度シップ」第一号となった。同性愛者の人生の新たな一歩をカフーリゾートが執り行ない祝福しています。当ホテルにおいては LGBTQを対象とした宿泊プランや婚礼に関わる商品化を行ない、大歓迎でお迎えしています。
また難病を抱える子どもとその家族が沖縄の文化や観光を楽しむ「沖縄ウイッシュバケーション」も実施しています。難病と闘っているお子様はもちろんのことですが、日々、支えている親御さんや兄弟など、日ごろ、ゆっくりとした時間を過ごしにくい生活の中、すこしでもリゾート沖縄を満喫していただければと「公益社団法人難病の子どもとその家族へ夢を」とタッグを組みました。特に兄弟のお子様たちは、親御さんとゆったりと時間を過ごすことができ、お母さまはエステやスパで日ごろの疲れを癒していただくなど、沖縄で過ごした数日間を良き思い出として刻んでいただければと思います。
このほか、共同事業として将来ホテル経営を担う幹部候補を育成する講座の開設や当ホテルにて研修している米国の大学生と共同事業として「琉球ツーリズムクラブ」の学生と観光振興をテーマに討論会を行なうなど、単独ではなくさまざまな交流による人材育成を行なっています。また採用においても国籍関係なく今後もダイバーシティ化を目指し、さまざまな人間が交流できるステージを作り上げていきます。