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2021年7月16日号 新しい視点「ホテルの価値」向上理論 ホテルのシステム思考

第452回 アスターコロナ時代のホテル旅館のキャップレート調査 (15)

【月刊HOTERES 2021年07月号】
2021年07月15日(木)
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 弊社では年 2回ホテルおよび旅館の還元利回り(以下「キャップレート」という)の調査を実施しています。今回は、2021年5月に実施しました調査結果をご紹介したいと思います(回答者数 44人)。このキャップレートとは、ホテルの純収益から価値を求める際に使用する利回りです。「収益価値×キャップレート=純収益」より、逆に「純収益÷キャップレート⇒収益価値」として収益価値を試算する際の指標となります。ホテルのキャップレートは、リーマンショック以降大幅に上昇に転じ(収益価値は逆に下落する)、その後もSARSや大震災等の影響を受けてきました。

北村剛史 
Takeshi Kitamura


(株)日本ホテルアプレイザル 代表取締役/(株)サクラクオリティマネジメント 代表取締役/(一社)観光品質認証協会 統括理事不動産鑑定士、MAI(米国不動産鑑定士)、FRICS(英国ロイヤル・チャータード・サベイヤーズ協会フェロー)、CRE(米国不動産カウンセラー)
ホテル・旅館の不動産鑑定評価会社である(株)日本ホテルアプレイザルの代表取締役。慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科在籍時には「ホテル・旅館の人格性、パーソナリティー」をテーマに研究。

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