第12回
7 月は台風の当たり年かと思うほど次々と大雨に見舞われた。それにいやになるほどの蒸し暑さ。何もしなくともジトッと体が汗ばんでくる。下着が体にまとわりつきこの上ない不愉快さを感じる。
こういうときは気晴らしが必要だ。というわけで夏祭りに出かけるこ…
第11回
雨の日に東京・築地を歩いた。午前10時前。狭い路地は観光客であふれ返っていた。雨よけのひさしが伸びているうえに傘も必要とあって大混雑。それでも観光客はゆっくりとそれぞれの店を興味深く眺めていた。
観光客の急速な伸びは全国に及んでいるが、唯一その…
第10回
驚くことはいろいろある。よくも毎日こうも変化があるものだと思う。新幹線の事故もそうだ。親しい友人が若いのに亡くなったというのもそうだ。近所の猫とけんかして目に大けがを負って動物病院に連れて行ったことにもびっくりした。
先日NHK の早朝のラジオで…
第9回
以前本誌で詳しくレポートした再建ドラマ「仙台国際ホテル」。地元政財界がオーナーとなって1989 年スタートを切ったが、経営不振で立ち往生。それを東武鉄道が肩代わりし見事再生を果たしたという内容である。リーダーは本社から派遣された野口育男氏。総支配人として…
第8回
全国で増え続けている小規模高級旅館。そのほとんどが景色の良さと料理のうまさに加え、露天風呂付き客室を売りにしている。今回はそれらをクリアしているのはもちろんのこと、正式なハラル認定を受けた珍しい高級旅館を紹介したい。