“リボーン”を経て“リセット”へ。 苦境を変化の時と捉え、さらに進化し続ける。
新型コロナウィルスの影響を受けてホテル需要が大きく減退する中、ホテルは大きな変化の時期を迎えていると言えよう。2012 年にリニューアルし開業をしたパレスホテル東京も、まさに今そこに取り組んでいる。2012 年に「リボーン」を掲げ、今や外資系にも負けないラグジュアリーホテルとしてのポジションを確立したパレスホテル東京は、「リセット」を経て新たな時代で戦う態勢を整えている。本稿ではそのパレスホテル東京の取り組みについて、(株)パレスホテルの専務取締役であり、パレスホテル東京の総支配人である渡部 勝氏に現在の取り組みや見据える未来について聞いた。
(株)パレスホテル
専務取締役
パレスホテル東京
総支配人
渡部 勝 氏
東京都出身。1987 年早稲田大学卒。同年(株)パレスホテル入社。マーケティング部、プロジェクト室を経て2010 年リニューアルするパレスホテル東京の開業準備室副室長に就任。12 年にリニューアル開業をしたパレスホテル東京の総支配人に就任。その後同年3 月取締役、17 年3 月常務取締役、20 年3 月専務取締役に就任。現在に至る