㈱ニュー・オータニが 2019 年度(2020年 3 月期)の決算を発表した。単体(東京・大阪・幕張)の営業収入は 511 億5100 万円(前期比 3.0%減)だった。部門別では、宿泊部門は訪日外国人が堅調に伸びたことに加え、インターネット販売での大型団体の利用増加などにより一室単価、RevPAR が前年を上回ったが、2 月以降は新型コロナウイルス感染症拡大の影響で需要が急激に低下し営業収入 150 億 9900 万円(前期比 0.2%減)に。レストラン部門は、各種フェアの開催やビバレッジ販売およびスイーツの販売強化が奏功したが、2 月以降は新型コロナウイルスの影響で営業収入は112億8000万円(同3.4%減)となった。宴会部門は、一般宴会で大型イベントに関連する宴会受注や婚礼も堅調に推移したが、2 月以降の政府の自粛要請に伴いキャンセルが相次いだことから、営業収入は 161 億 9900 万円(同5.3%減)と減収となった。またグループ連結決算でも宿泊・レストラン・宴会など各部門および、不動産事業も堅調に推移。売上高 700 億9100 万円、営業利益 45 億 2000 万円、経常利益 67 億 5600 万円、親会社株主に帰属する当期純利益 34 億 3200万円となった。
ニュー・オータニ 2019 年度決算、営業利益 対前年35.4%減の45 億 2000 万円
ニュー・オータニ 営業利益45 億 2000 万円 コロナの影響で対前年35.4%減
2020年07月15日(水)