8月27日、商業系デベロッパーならびにアセットマネージャーの㈱パシフィカ・キャピタルは新規事業分野に参入し、ホテル開発のオリジネーション業務を手がけたことを発表した。発表によると、このホテルが完成すれば国内最大規模のホテル開発プロジェクトとなるほか、国内初の「ランガム」ブランドホテルの第1号店となるとしている。
また、ホテレスオンラインでは8月28日にパシフィカ・キャピタル代表取締役のセス・サルキン氏インタビューを掲載する予定。
発表によると、土地は東京都港区六本木の一等地で、敷地面積が約4000㎡。パシフィカ・キャピタルは2014年から1年以上にわたり、開発計画の構築および土地所有者との交渉を重ね、最終的に香港上場企業であるグレート・イーグル・ホールディングス社を選定した。選定後パシフィカ・キャピタルは、同社の開発計画立案ならびに土地取得に向けて、アドバイザリー業務を行なっていた。土地の取得契約は、買主をグレート・イーグル・ホールディングス社の関連会社として、2015年7月31日に締結した。決済は2015年12月22日までに行なわれる。
「東京で高級ホテル単体開発というのは稀少である中、国内でも大規模なランドマーク的なプロジェクトのオリジネーションを、弊社が手がけることができたということは、たいへんうれしいことです」とパシフィカ・キャピタル代表取締役のセス・サルキン氏はコメントしている。また、今後について同氏は、「2014年にホテル開発に参入して本案件が最初のプロジェクトとなり、現在も多くの具体的案件を手掛けております」としている。
㈱パシフィカ・キャピタル
http://www.pacifica-cap.com/