近鉄グループホールディングス㈱は2019 年 度(2020 年 3 月期 ) の 決算を発表。グループ全体の営業収益は1 兆 1942 億 4400 万円(前期比 3.4%減)、営業利益は 493 億 8000 万円(同27.1% 減)、 経 常 利 益 は 472 億 2400万円(同 29.7% 減)、親会社株主に帰属する当期純利益は 205 億6100 万円(同 42.8%減)となった。
ホテル・レジャー業においては、ホテル部門で「都ホテル 博多」を開業したほか、創業130年を迎えた「ウェスティン都ホテル京都」では京都を代表する高級ラグジュアリーホテルを目指し、リニューアル工事を推進。しかしながら「ウェスティン都ホテル京都」の大規模リニューアルに伴う客室の一部売り止めや、京都駅周辺などでの近隣ホテルとの競争激化に加え、新型コロナウイルス感染拡大により減収、開業費用などもあり損失計上した。その結果、ホテル業営業収益は、前 期 比 58 億 3000 万 円 減 の 515 億5900 万円、営業損失は 37 億 4900 万円(前期同期は 14 億 8100 万円の営業利益)となった。
近鉄グループホールディングス 2019年度決算
近鉄グループホールディングス ホテル業、営業収益10.2%減の 515 億 5900 万円
2020年06月17日(水)