㈱共立メンテンナスが 2020 年 3 月期(2019 年度)の決算を発表した。売上高は 1697 億 7000 万円(前期比 4.3%増)、営業利益は 112 億 500 万円(同23.1%減)、 経常利益は 124 億 9900万円(同 12.7%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は 69 億 2700 万円(同 27.6%減)となった。
ホテル事業においては、香港、中国、台湾を主としたインバウンド需要や国内旅行者の増加、徹底したコストコントロールなどにより、秋口に発生した台風災害による箱根地区の影響や新規事業所の開業費用などを通期で吸収する見込みだったが、新型コロナウイルスの影響により、急激なインバウンドの減少、出張自粛による首都圏、関西圏を主としたドーミーイン事業での稼働率が低下し減益した。
なお、売上高は新規開業事業所の効果もあり、ドーミーイン事業が 460 億3400 万円(同 1.0%増)、リゾート事業が 329 億 4100 万円(同 0.6%増)となった。以上の結果、ホテル事業全体では売上高 789 億 7600 万円(同 0.8%増)、営業利益 48 億 5300 万円(同 41.0%減)となった。
㈱共立メンテンナス 2019 年度決算
㈱共立メンテンナス ホテル事業、営業利益 41.0%減の48 億 5300 万円
2020年06月17日(水)