㈱西武ホールディングスが 2019 年度(2020 年 3 月期)連結決算を発表。グループ全体では営業収益 5545 億 9000 万円(前期比 2.0%減)、営業利益 568 億2300 万円(同 22.5%減)、経常利益 487億 7000 万円(同 25.4%減)、当期純利益 46 億 7000 万円(同 89.7%減)だった。
このうちホテル業では、宿泊部門でレベニューマネジメントを実施するとともに、大型連休では行楽需要の取り込みに注力。宴会部門では、MICE が堅調に推移、食堂部門では、都内のホテルにおける積極的な営業施策の実施などにより堅調に推移した。そのほか、会員制ホテル事業「プリンス バケーション クラブ」が 2019 年 7 月に 3 施設を開業したことに加え、ラグビーワールドカップ開催にともなう需要を着実に取り込んだ。しかしながら、2019 年 10 月の 台風 19 号などの自然災害の影響に加え、2020 年 1 月下旬以降、新型コロナウイルス感染拡大にともないホテル業における予約キャンセルや予約ペースの鈍化などにより、ホテル・レジャー事業の営業収益は、2091億5300万円(同4.8%減)。営業利益は 80 億 5400 万円(同59.2%減)、償却前営業利益は、254 億3400 万円(同 29.5%減)となった。
西武ホールディングス 2019年度連結決算
西武ホールディングス ホテル・レジャー事業、営業収益は4.8% 減の2091億5300万円
2020年06月10日(水)