「約束を守る」というシンプルかつ力強い意志のもと、従業員ファースト、地域密着により難局を新たな機会とする
全世界の感染者が470 万人を超え、今なお経済と人々の生活に影響を与え続けているCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)。国内でも2 月以降感染者が増え続け、4 月7 日には7 都府県を対象に緊急事態宣言が発令された。テレワークの推奨や施設・店舗への休業要請、ソーシャルディスタンスの徹底など、人々の生活には変化が見られたものの、感染者の数は増加の一途をたどり、16 日には対象が全国へと拡大。そして5 月4 日には、緊急事態宣言の延長となった。そこから一転、14 日には39 県で緊急事態宣言が解除され、東京都を除く7 道府県も解除が見えてきた。しかし経済の回復までは、しばらく時間が必要である。この難局を耐え忍ぶだけではなく、今だからこそ地元ファーストにより一層の取り組みを見せるアーバンホテルシステム(株)林誠亮氏にお話を伺った。
Profile
林 誠亮 氏
(Seisuke Hayashi)
1973 年京都生。94 年アーバンホテルシステム㈱入社。同社1 店舗目となるアーバンホテル京都にて、1 期生として勤務しホテリエとしてのキャリアを歩み始める。フロントスタッフ、営業セールスなどを経て、アーバンホテル京都支配人就任。その後アーバンホテル京都二条プレミアム総支配人を歴任。アーバンホテル京都四条プレミアム(2019年10 月13 日開業)、アーバンホテル京都五条プレミアム(20 年3 月16 日開業)のオープンを期に、京都統括・取締役総支配人へ就任し現在に至る