京阪ホールディングス㈱は、2019 年度(2020 年 3 月期)の連結決算を発表した。グループ全体の営業収益は3171 億 300 万円(前年同期比 2.8%減)、営業利益は 311 億 2300 万円(同7.7%減)、経常利益 298 億 8600 万円(同 6.9%減)、親会社株主に帰属する当期純利益 201 億 2100 万円(同 6.3%減)となった。
このうちレジャー・サービス業のホテル事業では、2019年1月に開業した「THE THOUSAND KYOTO(ザ・サウザンド キョウト)」をはじめ 2018 年 12 月に開業した「ホテル京阪 京都八条口」、「ホテル京阪 築地銀座 グランデ」、「ホテル京阪 東京四谷」などが通期で寄与したことや積極的な営業活動を行ない競争力の強化に努めたことからレジャー・サービス業の営業収益は 320 億 8100 万円(同4.8% 増)となった。しかし、新型コロナウイルス感染症拡大の影響や競合他社との競争激化など厳しい経営環境にあることから営業利益は13億3600万円(同26.5% 減)となった。今後は中期経営計画「くらし・まち・ときめき創造」を着実に推進し、グループの持続的成長と企業価値向上に努めていく。
京阪ホールディングス 2019年度決算
レジャー・サービス業の営業収益は前年比増、ホテル事業も5.7%増の 283億3700万円
2020年06月03日(水)