16階には47m2以上の 6室からなるコンセプトフロア、「THE MIDO FLOOR」。宿泊だけではなく、会食や宴席の対応も。中でも御堂筋に面した「ROOMMINAMI」(75m2)はリビングにバスタブを配し、遊び心が満載
天井高の開放的な窓が特徴的ないろどりが華やかなフロントロビー
大阪のメインストリート・御堂筋。安土桃山時代から 400年以上の歴史を誇る「南御堂」(真宗大谷派難波別院)と「北御堂」(浄土真宗本願寺派本願寺津村別院)の二つの御堂を結ぶ道に由来している。
その南御堂の敷地に大阪エクセルホテル東急は開業した。南御堂の山門と一体化した斬新なデザインは、まさに非日常への扉そのもの。圧倒的なインパクトに、訪れた者は記憶に残るはずだ。
同ホテルは 5~17階に入居する。16階はロビー、バー&ラウンジを配置し、5~16階は客室、フィットネスルーム、最上階の17階はパーティーやイベントなど幅広く使えるファンクションルーム、レストランをしつらえた。
またコンセプトの「大阪万華鏡」とは、にぎやかさや華やかさ、そして驚きのある大阪の街を感じられるインテリアで、遊び心を演出した。ロビーに一歩足を踏み入れると、水都大阪をイメージした鮮やかなブルー、御堂筋のイチョウ並木の黄色などのビビットな空間が広がる。さらにロビーににぎやかさを加えるのは、ホテルコンセプトの「万華鏡」を表現したアートワークの数々。大阪の見どころを前面に配置し、背景に万華鏡をイメージした下村雄介氏の版画「多彩花。(大阪)」、ビリケン・太陽の塔・グリコのランナーなど大阪を代表するキャラクターをちりばめた大阪大学レゴ部の「大阪七福神」といった作品がお客さまをお出迎えする。また天井高 3.8メートルの大きな窓から望む御堂筋は、朝・昼・夕刻・夜と時を追うごとに表情が変わる。その優雅な移ろいを楽めるのも”エクセルホテル ”の空間演出とも言える。目的別に過ごす時間をより快適なものにするデザインゾーニングされたロビーは、驚きや楽しみを見て触って体感できる、まさに大阪万華鏡を体現した空間だ。
大阪のエネルギッシュな様と親しみやすさをホテルのデザインに落とし込んだ「大阪エクセルホテル東急」は、国内外の人々の感性を刺激する大阪の新しい名所だ。
バーエリアに位置するアートワーク「水の都、大阪」。水路や橋が多い大阪から「水の曲がれ」をイメージ。放物線の流れと下にまっすぐに滴る流れの美しさを表現
「ジャパニーズツイン」(32.9m2・21室)。靴を脱いで過ごせる足元には、難波の語源となった大阪湾の波をモチーフにしたデザインのカーペット。和風の落ち着いた雰囲気が漂う
朝食提供も行なうレストラン「PIC*NIKA」のテーマは ”今様食堂”。カジュアルな NIPPONの洋食をシェフが遊び心を持って現代風にアレンジした