東京商工リサーチによる2019 年5月の「倒産月報」が6 月10 日に発表。全国の企業倒産件数は695 件、負債総額が1074 億6500 万円となった。
倒産件数は前年同月比9.3%減(72件減)で、4 カ月連続で前年同月を下回った。また5 月度として、2 年連続で前年同月比を下回り、1990 年以降の30 年間で2016 年(671 件)に次いで3 番目に少ない水準となった。
地区別では全国9 地区のうち、5 地区で前年同月を上回った。都道府県別では前年同月比増加が17 府県、減少が25 都道府県、同数が5 県だった。産業別では、10 産業のうち、8 産業が前年同月比を下回った。
また、5 月度の「人手不足」関連倒産は31 件(前年同期38 件)と減少した。内訳は、人で確保が困難で事業継続に支障が生じた「求人難」型が11 件(同3 件)発生した。
負債総額は、前年同月比2.93%増(30億6600 万円増)、2 カ月連続で前年同月を上回った。全体は負債1 億円未満が506件(構成比72.8%)と7 割を超えており、小・零細規模の企業の倒産を中心に推移したことに変化はない。
※図表など詳細なデータにつきましては本誌ご購入、または電子版有料版にご登録いただけますよう、お願い申し上げます。
週刊ホテルレストラン ご注文フォームはこちら
https://ec.hoteresonline.com/products/list.php?category_id=7
電子版(ブラウザ閲覧PDF)購入はこちら
https://sci.hitsdb.net/hb/user
東京商工リサーチ
5月の全国企業倒産状況—負債総額1074億6500万円 宿泊業4(前年比1件減)、飲食業76(前年比29件減)
【月刊HOTERES 2019年07月号】
2019年07月19日(金)