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データファイル コミュニケーション科学研究所 

全国縦断マーケット調査 栃木県

【月刊HOTERES 2019年07月号】
2019年07月05日(金)
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あしかがフラワーパーク
 
 栃木県の観光入込数は、平成29 年に9277 万人と推計されており、この後も順調に推移しており、1 億人の大台にあと一歩と迫っている。当県の観光の目玉は、なんといっても日光であり、首都宇都宮市の年間1500 万人と並んで、1200 万人近くの集客を維持している。また、温泉で有名な那須塩原も1000万人近い観光客が訪れている。
しかし、そのような大型観光地が目立つ中で、近年急速に人気を高めているのが「あしかがフラワーパーク」である。ここには樹齢100 年の大藤がある。幅35m、蔓を広げた大きさは畳600 枚分もあるという。この藤は、26 年前に都市開発のために移植されたもので、その時樹齢130 年という、貴重な花であった。
当初は年間20 万人程度の来園だったが、今では150 万人を超える人気となっている。2014 年にはアメリカのニュースチャンネルCNN の「世界の夢の旅行先10 箇所」に日本から唯一選ばれており、外国からの観光客も年々増加している。
 
 
第2次産業比率が高い
 
 栃木県の面積は6408.1㎢で全国20 位と、島根県より小さく、群馬県より大きい。人口は194.7 万人で全国18 位。群馬県より多きく、岐阜県より少ない。年齢構成をみると、14 歳以下の幼年人口は12.6%、15 ~ 64 歳の生産年齢人口は59.8%、65 歳以上の老年人口は27.5%で、全国と比較すると、65 歳以上の老年人口比率がやや低い。
県民分配所得は6.3 兆円で全国15 位。一人当たり所得は320.4 万円であり、全国で静岡県県に次いで第4 位となっている。産業別構成比をみると、第1 次産業は1.4%、第2 次産業は39.7%、第3 次産業は58.1%で、全国平均と比べると第2 次産業比率が高い。工業出荷額は8.9 兆円で全国12 位、人口当たりは457.4 万円で全国第4 位となっている。
 
 
ホテルは客室数が伸びている
 

 飲食店数は14 年で9227 店。内訳をみると、食堂・レストランが1154 店で12.5%、専門料理店が3155 店で34.2%を占める。その中で多いのは中華料理店の1217 店で13.2%を占める。次いでその他の専門料理店が860 店の9.3%と続いている。そのほか、すし店が420 店(4.6%)、そば・うどん店が861 店(9.3%)となっている。
また遊興飲食店のバー・キャバレー・ナイトクラブは1129 店(12.2%)、酒場・ビアホールは1605 店(17.4%)と多く、両者で29.6%を占める。以上のほか喫茶店は496 店(5.4%)、ハンバーガーなどその他の飲食店は388 店(4.2%)である。09年調査から飲食店が分離された「持ち帰り・配達・飲食サービス業」は842 店である。ホテル数は16 年で164 軒、客室数は1 万735 室で、2000 年からの伸び率をみると、ホテル数は全国の22.9%に対して当県は12.3%、客室数は全国の39.8%に対して当県は51.5%の伸びで、客室数では平均を上回っている。
 
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