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レポート  

多様な生き方を尊重する社会を目指す 「ピンクドット沖縄2018」が開催

【月刊HOTERES 2018年11月号】
2018年11月09日(金)
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イベント終了後には参加者、関係者が記念撮影を行いました

フィナーレのピンクカーペットランウェイ。出展者や参加者などが行進しました。
会場から国際通りへとピンクのカーペットが敷かれました

 
 共催社としてイベントに関わったKPGHOTEL & RESORT 取締役社長 兼 COO 田中正男氏は、「当社は2016 年までは協賛、2017 年から共催として活動している。私も大使を拝命しているが、もともと海外5カ国で働いてきた私は年齢、性別、人種、民族、宗教にとらわれずダイバーシティ(多様性)のある社会を目指している。だから、ピンクドット沖縄の取り組みは『当たり前』のこと。ただ、まだまだ性的マイノリティが生きづらい社会であることも実感しているので、ピンクドット沖縄を通じてこの取り組みが『当たり前』になることを期待している」と語った。同じくマーケティング支配人の大月武美氏は「LGBT に対する行政や企業の関心が高いものの、実際に職場にいたらどう対応したら良いのかが分からないというのが実態。取り組み方を教えてもらえないかといった声を良く聞くが、まずは第一歩を踏み出すことが大切。このイベントは、その良いきっかけになっているのではないか」とアピール。また、初めてイベントの事務局スタッフを務めた比嘉里枝さんも「LGBT の啓発・理解を促すというイベント本来の目的に叶った内容であったと思う。学生も多数参加してくれ『理解を深めることができた』『さらに知識を深めていきたい』などと嬉しいコメントを寄せてくれた」と、多様性を尊重する機運が着実に定着しつつあることを指摘した。

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