審査項目は味や独創性・アイデア、盛り付け、素材の活かし方、調理の完成度を基準とした「試食審査」。調理技術、作業の進め方、経済効率、盛り付け、衛生知識が焦点となる「技術審査」の総合評価にて競い合った。
優勝はホテルメトロポリタン 調理部 宴会調理の鎌田 綾奈氏。「3 回目の出場にして優勝することができました。この経験を糧に精進していきたい」と喜びを語った。準優勝はホテルグランヴィア京都 調理部 コトシエールの河本 英樹氏。「昨年は3 位だったが今回は準優勝をいただけました。改善して今後は優勝したい」と意気込みを見せた。
JRホテルグループ会長の里見 雅行氏は「選手の皆さんはこの研さんを大切にし、自信をもって職場に帰ってからチームを引っ張ってほしい。そして、JR ホテル全体として料理がおいしいと言われるように今後も研さんを積んでいきたい」と期待を寄せた。
審査委員長の中村 勝宏氏は「今回は豚肉のうまみをどう引き出すかが問われているなか、工夫のみならず一皿の価値観が考えられているように感じました。このコンテストだけでなくほかのものにも挑戦してほしい」と選手に激励を発した。
表彰式で挨拶を述べるJRホテルグループ会長の里見 雅行氏
表彰式で総評をコメントした中村 勝宏氏
調理光景、22 名の若手シェフが腕を競い合った