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レポート 新富良野プリンスホテル

作家・倉本 聰氏の監修コンテンツに 「ル・ゴロワ フラノ」がイタリアンとして誕生

【月刊HOTERES 2018年07月号】
2018年07月27日(金)
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 新屋号「ル・ゴロワ フラノ」はもちろん、店舗デザイン、メニュー、ロゴデザインのすべてを倉本氏が監修した。より食材の良さを追求するための挑戦として、倉本氏が新たに提案した調理法はイタリア料理であった。約40 年間、フランス料理界で研鑽を重ねてきた大塚シェフにとっては大きな戸惑いでもあったが、「何よりも富良野の地で生産者と吟味しながら、最高の食材を最適な状態で提供したいという思いが勝り、新天地での挑戦を決意した」。もっとも、自身が尊敬する「倉本さんの提案を断る理由はなかった」と振り返る。
 
 まるで、以前からそこに存在していたかのようにたたずむ「ル・ゴロワ フラノ」。オープンから2 カ月を迎えたが、すでに道内・外からの予約が昼夜、絶えないという。富良野に訪れる、目的がまた一つ増えたようだ。

【DATA】ル・ゴロワ フラノ
開業日= 2018 年5 月28 日/所在地=北海道富良野市中御料「新富良野プリンスホテル」の敷地内/店舗面積= 142㎡・地上1 階建て/席数=35 席(ホール17 席・個室2 室・14 席、カウンター4 席) /営業時間=ランチ12:00 〜14:00(L.O13:30)、ディナー17:30 ~ 21:30(L.O20:30)
予約制/定休日=毎週月・火曜 ※季節により定休日も営業あり

「エゾシカのフリットゥーラ 富良野の野菜を添えて」。白糠町「馬木葉」代表が仕留めた野生のエゾ鹿肉をじっくりと焼き上げて、富良野の新鮮な野菜と共に
「旬菜ゴロワ風インサラータ(海の幸野菜のマリナート パテ類と葉野菜)」は大塚シェフの真骨頂かつ看板メニューの一つ
「グレープフルーツのブディーノ」。グレープフルーツの白い中ワタを牛乳に浸し、特有の苦みを移した牛乳で作ったプリン。グレープフルーツの酸味を効かせたカラメルソースをかけ、果肉と皮の砂糖煮をのせた“おとなのプリン”
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