株式会社ホロニック(本社・兵庫県神戸市)は11月26日、2026年春に愛知県名古屋市にて開業を予定する「セトレ名古屋(仮称)」の開業計画を発表した。
名古屋市中川区運河町内の名古屋駅から車で7分の立地にて、名古屋ステーション開発社、中部土木社、マル・アーキテクチャ社の3社が開発を進める中川運河堀止地区開発「NAKAGAWA CANAL DOOR(仮称)」に入居するもの。
同開発計画は2棟構成であり、ホテルが入居するA地区棟は地上3階建てで敷地面積約2390㎡、延べ床面積約2040㎡、全24室の規模。
A地区棟の設計はマル・アーキテクチャ社、施工は前田工務店社が担い、月内に着工のうえ他地区と併せて2026年春の開業を予定する。
ホロニック社において東海地区では初展開、「セトレ」ブランドでは6店舗目の展開となる。
施設全体を3LDKの館として見立て、全24室の客室はゲストニーズに合わせた3種類の客室タイプを設け、温浴施設やルーフトップテラス、ミュージック&ライブラリーラウンジなどを備える。
同社は「30年後も色褪せない業態・建築・インテリア・ランドスケープ・コンテンツを生み出すことを目指し、『地域の生産者さんやプロダクトに寄り、ホテルというステージで発信する』という当社が大切にしている考えを軸に運営していきたいと思っております」と述べる。
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文・オータパブリケイションズ 臼井 usui@ohtapub.co.jp