大会の出場資格は総料理長、料理長、エグゼクティブ等を除くチームメンバーすべてにあり、現在の職種に関係なく志願可能のチャレンジ精神に満ちたもの。カリナリーやペーストリーの部門では技術、創造性、味、素材の組み合わせに加え、Wow!という感動の要素、そして、プレゼンテーションでは、どんな思いで作ったのかなどの表現力もポイントとなった。また、今回のテーマの一つにサスティナブルがあり、千葉の農産物、魚介類などの食材がたくさん用意された。
運営最高責任者のティモシー・ソーパー氏は「ヒルトンでは一流の飲食とサービスの提供が基本ですから、チームメンバーは技術や創造性を磨きながら、お客さまがまた訪れたくなるような素晴らしい食事体験の演出を心掛けています。本会ではチームメンバーが才能を披露し、表彰する機会を与えると同時に、お互いに競うことで自身の才能や創造性をのばし、より広い世界での経験を得ることができます」と語った。
世界105 カ国にホテルを展開しているグローバル企業のヒルトンならではで、世界を視野にした将来設計が広がり、モチベーションも高まる。各ホテルが一丸となって出場者をサポートし、終わればほかのホテルのメンバーとの懇親の輪が広がり、ヒルトンファミリーの温かな雰囲気に包まれていた。
そして、2 日間の大会中には教育セミナーや各部門に関する特別レクチャーがあり、受講の権利が与えられた。なお、定評あるヒルトンのチーム育成の取り組みはどのレベルのチームメンバーにも、オン・ザ・ジョブトレーニング、バーチャルコース、マネージメントプログラムや研修セミナー等、個人および専門的に成長できる機会は常に与えられている。
ペーストリー部門優勝・ボナフス・ギオム氏(ヒルトン大阪)
カリナリー部門優勝・山本紗希氏(コンラッド東京)
バリスタ部門優勝・中分亜子氏(ヒルトン小田原リゾート&スパ)
ソムリエ部門優勝・小澤祐季氏(ヒルトン東京)
バー部門優勝・山本豊和氏(ヒルトン東京お台場)